【Episod２-㉝】悲報！初めて娘を美容室に連れて行った結果

50代で幸せな再婚をするまでの
シングルマザーのストーリー
~シングルマザー本章〜

入学式を前に、娘を初めて美容室に連れていきました。
これまでずっと私が切っていたのですが、
せっかくの入学式だし可愛いスーツに合う髪型にしたかったのです。
(保育園の卒園式は体操着でした)

ロングから肩につくくらいのセミロングにしたいと言ってお願いしました。
そこは駅前のごくごく普通の美容室でした。
接客に慣れている美容師さんは娘と楽しく話を始めたので、私は入口付近の椅子に座って待つことにしました。

やがてカットが終わり美容院さんに
「お母さん終わったので確認して下さい」
と言われて娘のところへ行きました。

初めて美容院で切ってもらったからか、
緊張した顔の娘。
でもそれより

当の髪型がおかしかったのです

カットが下手とかそういうことではないんです

あきらかに思ってたのと違う
ストレートロングからセミロングになるはずだったのに、何だかお釜を被ったみたいに横が膨らんでるんです。

よく見ると娘の髪の毛はあんなにサラサラストレートだったのに、ちりちりになっていました。

「真っ直ぐだった髪がチリチリになってるんですけど？」

と美容師さんに聞くと“そんなことはない”みたいな不機嫌な対応をされました。

私も娘も半泣きになって、家に戻ってからブローでチリチリの髪を伸ばしました。
少しは伸びるものの、もう元のストレートには戻りませんでした。

せっかく可愛くなるために美容院に行ったのに
せっかく入学式のために可愛くしようと思ったのに

娘が可哀想で、美容院に連れて行ったのが申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

その後お絵かきが好きな娘はよく女の子の絵を描いていて、その女の子の横に必ずこう書いていました

美髪

あぁやっぱりチリチリになっちゃったこと
忘れてないんだな、
ストレートがいいよねと、
毎回悲しい気持ちになりました。

でもさらに後日談。
いつからか覚えてませんが、
現在成人した娘の髪は
サラサラストレートです。
本当にあの美容室事件は
何だったのでしょう？

次回：入学式！保育園児は少しアウェイ

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