【Episode0〜㉛】父の第一声“家に戻ることは無理だからな”
50代で幸せな再婚をするまでの
シングルマザーのストーリー
〜結婚時代編~
4月から保育園に入れる目処がついて少し気持ちが軽くなった私は、お正月以来久しぶりに実家へ行きました。
この頃母は私が妊娠8ヶ月目まで働いていた職場で週3回まだパートをしていました。
母が休みで家にいることを確認してから実家に向かい、離婚の報告しました。
母には既に電話で伝えていたので、もしかしたら父も周知していたのかもしれませんが、その一言目がまさかの
「家に戻ることは無理だからな」
でした。さすがに私もガックリきて、その後話す気力が失せました。
父はいつもこんな感じで、愛情を示す言葉ではなくまず自分に面倒事を持ち込まれないように釘を差すようなことを言います。
(80歳過ぎて昨今は本当に丸く優しくなりましたが)
今思えばその反動で、自分の言う事を聞いてくれる元夫を選んでしまったのでしょう。
家に戻るということに関しては、毛頭考えていませんでした。
なので「また住むところとか決まったら連絡する」と言って直ぐに実家を出ました。
援助など求めていませんが、労ってほしかったと言うのが本音です。
こういった心のダメージは身体より堪えます。その後思い身体を引きずって不動産屋へ行き、3件の部屋を紹介してもらいました。
次回:さぁ自分の人生を生きるよ!でも綺麗事ばかりじゃない
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