【Episode０-⑫】勉強よりも育児を楽しむ夫

50代で幸せな再婚をするまでの
シングルマザーのストーリー
〜結婚時代編～

年が明け、夫の宅建取得のための学校が始まりました。
家では全く勉強する姿は見られず、ほぼテレビの前でゲームか番組を観ています。
私は２月中旬の予定日に向け、１月末から実家に戻ることにしました。

実感近くの産婦人科で出産予定で、この時実家には２月初旬に出産予定の妹が先に戻っていました。
７つも歳が離れていて、私は初産なのに妹は第二子でした。
この時期お互いに臨月で身体は大変でしたがビデオを借りて観たり、二人でゆっくり散歩したり楽しく過ごしました。
夫は家で独りの方が勉強に集中してくれてると、微かな期待を持ちながら…。

そう言えば命名の件で驚いた思い出もあります。お互いにお腹の子は、ほぼ女の子と判っていて名前をどうするか聞いたところ
“ひより（仮名）”
で同じ名前を考えていたのです。　

私は10年以上前から“子供は女の子で名前はひより”と考えていたので本当に焦りました。
この件は妹が私の（怖いくらいの）熱意に負けて、違う名前に変更してくれました。
無事にまずは妹が1月末に、
私が2月中旬に女の子を出産し、
３月に入ると各々の家に戻りました。

夫は出産前後は私の実家に来て娘の顔を見ていましたが、家に戻って来てからはずっと一緒にいられるので、本当に幸せそうに娘の面倒をみてくれました。
これはもちろん嬉しいことです。
嬉しいことですが、今時間があるのは無職だからです。
それは勉強にあてるはずの時間なのに…。

そして夫の生活は
テレビ・ゲーム・娘で占有され、
ますます家で勉強する姿が見られることはなくなりました。

次回：初めての模試の結果が出ました

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