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属人化解消へのプロセス

属人化解消がなかなか進まないのはなぜでしょうか。
属人化した業務はいうなれば、その人がいなければ会社が回らないということでもあり、社内における自分の地位を保証してくれる武器でもあります。そういった観点から見ても、自らの知識を共有するメリットがないと考える人は少なくありません。
しかし、長時間労働につながったり、属人化した業務の品質が不明なため適性な評価ができないといった問題点があります。

①業務の洗い出しを行います
②業務のマニュアルを作成します
 その業務を知らない人がマニュアルを見るだけで完遂できること
③マニュアルを社内で運用します
 社内でマニュアルを浸透させ誰でも業務できるようにする
④継続的に取り組んでいきます

属人化の解消はその人にとってみれば、仕事を誰かに取られる=会社での立場を危うくするリスクのある行為だと改めて認識しなくてはなりません。
それを踏まえると、属人化解消が社員にとってのメリットになるような仕組みも忘れてはいけないのです。属人化解消の実績を人事評価の項目に付け加えたり、新しいスキル習得を促進できるような制度をしっかりと検討していく必要があります。

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