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おたえさんのライターデビュー奮闘記⑤   ~ 書くを仕事に!京都ライター塾(第8期)受講記録~

全6回講義の三分の二を終えて

寒い冬の時期に始まった京都ライター塾の講義も、今回と次回の2回を残すのみとなった。この2ヶ月で、季節はすっかり春めいてきて、桜満開の季節もまもなくだ。季節の変化同様、私自身にも様々な変化があった。

この課題制作中に、今後本業としてやっていくことの決意表明をすることになり、今はライターの仕事はやらないことを決めた。

前回の講義後に、江角講師にインタビューして記事を書くという課題があり、これまで以上に、フリーランスライターの日常生活がイメージできた。このことで、四六時中書き続けることを楽しむことはできないし、できればやりたくないという自分の気持ちを確信できたことは大きかった。そもそも、日々のブログ作成すら面倒くさいと言い放ち、ふてくされて講義後の課題をこなしていた第1回目で、気づいても良さそうなものだが(笑)。

幾つになっても、体感しないと理解できない自分に愕然とするが、書く技術の重要性を実感することも増え、この絶妙な時間の間隔で行われる京都ライター塾で、生きた知識や技術を学べていることは、本当に良かったと感じている。

本日の講義メニュー

第5回は『インタビュー原稿の書き方 その2』である。
● 課題をやってどうでしたか?
 • インタビューをして難しかったところは?
 •やってみて気が付いたこと
 • 書く際に工夫したこと…など
● 復習
原稿を書いた後にすべきこと
 •推敲
  ▷誤字脱字はないか
  ▷分かりにくい表現はないか
  ▷同じ表現を繰り返していないか
  ▷表記統一はできているか
  ▷不要な部分は思い切って削る
 •声に出して読む(リズムを整える)
● 人の書いた原稿を添削してみよう
 • 客観的に文章を読むと見えることがある
 • 「良い点」と「提案したい点」を交えて書く
● 原稿の見直し作業
 • 他の人の原稿を添削してみて、どうでしたか?
 • 自分の書いた原稿を修正する時間を取ります! 
● 私からの添削をお返しします!
 • 自分が添削した箇所と同じ箇所はありましたか?
● 商業ライターとしての原稿の書き方
 • 理想の原稿を分析する
 • 足りない言葉を補う(読み手に推測させない)
 • 会話をする時の言葉「話し言葉(口語)」を 文章に用いる言葉「書き言葉(文語)」に置き換える
 • ポジティブに言い換える
 • 時系列に気を付ける 出来事を書くなら、過去→現在→未来にすると混乱しない 
● ポジティブに変換!
 • 知名度のない地方に住み、ライター活動をしていきたい人に向けて〜
 • 地元を好きになれないと、魅力的に紹介できないですから。
       ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
 • 地元を好きな人こそが、魅力的に紹介できるのだと思います
【時系列を考える】
 • 薪ストーブの薪を確保する→→その薪を使って火を燃やす
● 口語を文語に
 • してた→していた
 • っていう→という
 • ●●●とか→●●●や、●●●など
 • きてた→きていた
 • じゃないですか
● 実績を紹介していく
 • 書いた記事は立派な「実績」となる!
 • 実績はブログなどで紹介すると◎
 • 実績を見た人から次の依頼が来る!
● 発信を続けるコツ
 • 常にネタをストックしておく
 • 空き時間にメモしておく
 • (アプリ「 SLPRO X」を使用)
 • 毎日何かしら発信をする(習慣にする) 
● プロフィールは考えてみましたか?
● 第6回までの課題
 1)第5回の講義の内容をレポートにまとめる。
 2)企画書をブラッシュアップ、または新規企画を考える
   →実際にある媒体に持ち込めるように企画する
 3)引き続き、何かしら発信の練習を!


前回課題のインタビュー記事への講評を受けて

前回課題のインタビュー記事の講評から始まった第5回講義。どうまとめて良いかわからなくなり、大幅に文字数オーバーで提出したのだが、気持ちよいほどに真っ赤にして頂き、すっかり垢抜けた。ありがとうございました。

しかし、まとめ方がわからなくなった原因が、土台とするべき「分析した理想の原稿」の存在をすっかり忘れていて、見本の土台もないままに、オリジナル記事を作成しようとしていたことだった、と気づいたときには愕然とした。このようなミスは、仕事として受けていたら、とんでもないことだ。ひとつひとつ、丁寧にやっていかねば!と猛省したのである。

また、インタビュー記事のまとめ方には、様々な形があると感じていた私は、分析した理想の記事を土台にすることもなく、江角さんのセリフをできるだけそのまま活かした記事にしよう!と考えて記事を作成した。しかし、流れの良い構成も難しく、セリフを「そのまま活かす」塩梅もわからず、出来てみると、素材をそのまま並べただけの料理のようになってしまった。

講師の江角さんにとっては、添削することも仕事とはいえ、やるべきことをやっていないまま提出された課題に対して、言葉のひとつひとつを丁寧に添削して真っ赤にしてもらった原稿を見た時は、心底ありがたいと感じると同時に、本当に申し訳ないと思った。


前回に続いてのインタビューの講義を受けて

インタビューそのものも難しいと思っていたが、それを記事にすることは、さらに難しいと感じた。出来た記事で、話してくれた方の印象をいくらでも作ることができてしまうなんて、ことばとは、なんて怖くてすばらしいものなのだろう。

自由自在に言葉を操ることが出来るようになったら、自分の想いを表現したり、大切なことを正確に伝えたりするような場面で、必ず役にたつ。相手の意図をくんで、表現を変えたり補足したりをするには、やはり、正しく話を聴けているかが大切だ。講義中にも傾聴の本を紹介してくれたが、しっかり学び直したいと感じた。

講義の中で、参考記事を添削するワークがあったが、文章を見て添削できるようになっているということは、少なくとも、良い文章、読みやすい文章がどのようなものか、ということが分かってきているからに違いない!と楽しく前向きに考えている。最後まで、楽しくしっかり勉強しよう。


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