moonte.

映像、アート、読書を通じていろいろな人の気持ちや立場を理解し世界を広げていきたいと日々…

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映像、アート、読書を通じていろいろな人の気持ちや立場を理解し世界を広げていきたいと日々感じたことを書けたらなぁと思ってます。備忘録的なかんじになってしまうことも多々あります。 自分が感じたことをちゃんと英訳できるかチャレンジ中です。

最近の記事

blastとオリンピックと

アメリカのマーチングバンドをベースとしたエンターテイメントショー『ブラスト!』を観てきた。音を奏でるための技術と身体能力と音感とすべてが相まって、ものすごい迫力!音のエネルギーと素晴らしいパフォーマンスでなんだか見終わった後はすっかり元気をもらった。 ショーを観ていると、感動している一方で、パフォーマーの方々はどういったきっかけでこういった道を選んだのか、きっと熾烈なオーディションを突破して練習とかもキツいんだろうなとか、ショーを見ながら色々考えてしまう自分が…。 オリン

    • Movie Review “Barbie”; It’s Hard to Be Normal

      I was finally able to watch Barbie on Netflix. When I saw only the title, I thought the movie was for kids, but the theme focuses more on adults social aspects, such as gender equality and mental health. This movie will definitely entertain

      • 『Barbie』 普通でいることって難しい

        話題になっていた『Barbie』をようやく配信で見ることができました。最初タイトルだけ見て子ども向けの映画かなと思っていたけど、テーマはジェンダーやメンタルヘルスと社会的な内容で、バービー好きにはもちろん、そうでなくても十分楽しめる作品だと思います。 Barbieの世界は女性がみんな自分の夢を叶えてイキイキしているけどケンはバービーのおまけ的存在でいつも彼女に振り回されている。一方、バービーが人間の世界にやってくると、彼女はセクハラ的な視線を投げかけられ、ケンは家父長社会に

        • Slow Reading and Slow Watching

          I’ve just finished reading "Hon no Yomikata Slow Reading no Jissen (How to Read a Book: The Practice of Slow Reading)" by Keiichiro Hirano. It’s an amazing book, and I highlighted many parts (this is the most highlighted book this year so f

        blastとオリンピックと

          スローリーディングそしてスローウォッチング

          平野啓一郎さんの『本の読み方 スロー・リーディングの実践』を読みました。今年1番マーカーを引いた本かもしれません。とにかく心にグッとくる言葉が多く、せっかちぎみな私の人生において、ターニングポイントとなるような内容でした。 本を通して、平野さんはゆっくり本を味わうことの大切さを丁寧に解説してくれています。「速読」なんて言葉に呑まれて、色んな知識を入れなければ!と思ったこともありましたが、あぁやっぱ本ってゆっくり読んでいいんだ。と実は心の奥では自分はずっとそうしたんだという安

          スローリーディングそしてスローウォッチング

          Learning Korean

          When I went on a trip to South Korea, everyone there was very nice and spoke Japanese well. They also helped me a lot, so I thought, “I should learn Korean too!” The grammar seems to be similar to Japanese, hence I thought it must be easy

          Learning Korean

          韓国語の勉強をはじめました

          韓国へ旅行に行ったとき、みんな日本語が上手でいろいろ助けてもらって、私も韓国語勉強してみようかな、なんか文法も似てるみたいだし…と軽い気持ちで韓国語の勉強を始めてみたのですが、これが誤算でした。 まず、ハングル文字を覚えて、ちゃんと読めるまでにものすごく時間がかかってます。連音化やヘヨ体とか文章になると元の単語の形が変わってスラスラ読みたいのにつまってしまったり、間違った発音を平気でしたり、書きとりなどでも存在しないハングル文字を書いてしまったりして、久しぶりに脳がパニック

          韓国語の勉強をはじめました

          Exhibition “Where My Words Belong”

          My friend, who is married to a guy who speaks a different language, says, "When we get into a fight, we actually don't argue too much because I've given up trying to communicate what I really want to say. That's just comfortable to me." I w

          Exhibition “Where My Words Belong”

          展覧会「翻訳できないわたしの言葉」

          国際結婚した友人が「夫婦喧嘩をしても、本当に言いたいことが伝わらないと諦めているから、あまり言い合いにならない。私にはそれがちょうどいい。」って言っていてなるほどと思ったことがある。 一方で私は海外旅行が好きだけど、現地へ行くと常にコミュニケーションのストレスがあって、そんな中で意思疎通ができたりするとすごく嬉しくなったりすることがある。 母語と非母語の間を翻訳するという行為はどういうことなのか知りたくて、東京都現代美術館でやっている「翻訳できないわたしの言葉」展へ行って

          展覧会「翻訳できないわたしの言葉」

          My Yoga Practice and Netflix "Roma"

          I watch "Roma" on Netflix over and over again. I love some scenes where the protagonist, housemaid Cleo, does a pose that “requires physical and mental unity” (which is actually quite difficult!) in a place where the boys are practicing mar

          My Yoga Practice and Netflix "Roma"

          ヨガとNetflix『ROMA/ローマ』

          Netflix『ROMA/ローマ』が好きでよく見返す。 好きなシーンがあって、主人公のクレオが男の子たちが武術を練習している場所で「身体と精神の統一が必要とされる」ポーズ(これが本当に結構難しい)をとるとこ、あと車の車庫入れのシーンを何度も見てしまう。 ここ最近のヨガのレッスンで、なんとなくどうして私があの場面が好きなのかわかった気がしている。 私はよく「力が入りすぎている」なんて言われる。実際そんな頑張っているつもりはないのだけど、力というものをどうやって抜いたらいいの

          ヨガとNetflix『ROMA/ローマ』

          Movie Review from Francophonie Month "You Will Remember Me"

          The other day, I watched a movie, "You Will Remember Me" (original title: Tu te souviendras de moi), screened at the Canadian Embassy as one of the Francophonie Month events. As I watched the movie, I was deeply moved by the emotional jou

          Movie Review from Francophonie Month "You Will Remember Me"

          フランコフォニー月間 映画「ユー・ウィル・リメンバー・ミー 」

          フランコフォニー月間のイベントで上映された『ユー・ウィル・リメンバー・ミー 』(原題:Tu te souviendras de moi) を鑑賞してきました。 ストーリーは認知症になってしまった元大学教授エドゥアールと自分の娘の彼氏の娘、ベレニスとの間に生まれた奇妙な信頼関係について描かれています。私の心はこういうことってどんな家族にもあるんだなーといった感じで上映中は共感と胸の奥がチクチクする感覚がずーと続いていました。 家族の問題を目の前にした時、その絆が試される。で

          フランコフォニー月間 映画「ユー・ウィル・リメンバー・ミー 」

          Henri Matisse, Again

          I like the paintings of Henri Matisse very much. My passion for last year’s exhibition at the Tokyo Metropolitan Art Museum still lingers with me. This time, the National Art Center is hosting another exhibition of Matisse's paintings. What

          Henri Matisse, Again

          アンリ・マティス、再び。

          アンリ・マティスの絵画がとても好きだ。前回の東京都美術館でのマティス展の熱が冷め上がらないうちに、今度はまた国立新美術館にマティスの絵がきたらしい。これは見なければとそそくさと足を運んだ。 今回の展覧会のテーマは、「マティス 自由なフォルム」。 マティスの絵を一つ一つ見ながら、どうして自分はマティスが好きなのだろうかと考えてみる。おそらく自分はバランスの良くて穏やかなものに心惹かれているし、そうありたいと思っているのかもしれない。マティスの自由なフォルムの中には、緻密な計

          アンリ・マティス、再び。

          Revitalizing Myself at Hotel Suiden Terrace

          I was just exhausted. I had done my best on a work project, even giving up some weekends. So, when I got relentless feedback from clients, I was so disappointed in myself. After refurbishing my work many times, I felt burnt out. Looking bac

          Revitalizing Myself at Hotel Suiden Terrace