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販促の成功とフィボナッチ数列

フィボナッチ数列というものをご存知でしょうか。
永遠に生きるうさぎのつがいで表現される数列です。
無限に生きるうさぎは毎月一組の子供を生みます。
生まれた子供は二月後には子供が産めるようになります。
では一組の子うさぎを飼い続けるとどのように増えていくでしょう。

最初は一組の子うさぎで1組
翌月には大人になるだけなので1組
その次には大人が子うさぎを産んで2組
更に大人は子を産み、子が大人になって3組
2組の大人が子を産み、1組の子が大人になって5組
数字を並べていくと1、1、2、3、5、8、13、21と増えていきます。
クイズ番組で数字の並びを当てる知能テストで使われたこともありますが、一つ前と二つ前の数字を足したものが並んだ数列です。
不思議な増え方をする数列ですが、自然界においては花びらの数やひまわりの種の並び方、木の枝の別れ方からこの数列が見られるそうです。

さて本題ですが、販促活動というものはフィボナッチ数列のように繋がりながら増えていくべきものです。
最初は小さいものでも、過去の積み重ねを合わせることで少しずつ大きくなっていきます。
直前の施策、その前の施策の効果が合わさって新しい施策を生み出していく。
蓄積があるから少しずつ気づいてくれる人が増えていくのです。
最初に気付いた人にだけ頼るのでは先に繋がりません。
前のあの取り組みがあったから今の取り組みが成功した、そんな状態が繋がっていくと、それは販促活動を超えたブランディングになっていくのです。

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