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柔軟性のリスク

何か問題があった時の感じ方は人によって様々ですが、大きく分けて三つになります。

一つ目はその問題の原因を誰か外に求める場合。
本当に外部に原因がある場合もありますが、自省を忘れて他責になってしまうリスクもあります。

二つ目は問題の原因を自分の中に見出す場合。
外部に真因があったとしても、自分がこうしていればと自省し過ぎて、時には無関係な問題まで抱え込んでしまうリスクもあります。

三つ目は起きた問題を仕方ないこととしてありのままを受け止める場合。
柔軟性がある為、物事を客観的に受け止められるメリットがあります。
一方で、柔軟性にはリスクがあります。

そんなこともあるさと、ありのままを柔軟に受け止められることはストレスを緩和する為に有効ですが、柔軟であるが為に必死の対応をするエネルギーが生まれなくなるかもしれません。
うまくいかなくても、そんなこともある。
困った時も、そんなこともある。
あるがままを柔軟に受け止めてしまうから、反発する力を失ってしまうのです。

真因を外にだけ求めては衝突が生まれます。
真因を内にだけ求めては疲弊します。
真因を求めず、柔軟に受け止めてしまえば、解決に力を注げなくなります。
大事なのはバランスの取り方なのです。

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