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製品で戦うは下策

マーケティングには戦略、戦術といった戦という字が付きます。
世の中はもの余りの時代であり、3Cという言葉が示す通り必ず競合がいるからです。
孫子の時代から戦いに上策下策があった通り、競争原理をどこに持つかが勝敗だけでなくその後の成長にも影響します。

製品で戦うのは下策です。
戦で言うなら直接対決です。できれば直接戦う前に決着をつけたいものです。
販促で戦うのは上策と言えます。
製品の強さを予め高めることができるので、取り組むべきことです。
販路で参入障壁を設けることは上の上と言えます。
見えているのに奪えない、そんな環境が築ければ安定的な競争優位が築けることでしょう。

当然ですが価格で戦うのは下策中の下策です。
最も簡単に選べる一方で、自分たちの利益を削って血を流しながら戦うようなものです。

マーケティング•ミックスの4Pと横並びに表現されていても、実際は策の上下に繋がるものなのです。

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