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時間と密度が情熱を作る

思い入れ、こだわり、情熱。
趣味に対しては感じるのに、仕事に対してはどうしても持てないと思うことはありませんか?
やらされ仕事感が拭えず、もしかしたら職種や職場が自分にはあってないのではないか、なんて思うことがありませんか?
運命の出会いのように自分の心の隙間をぴたりと埋めてくれるような、そんな仕事があるのではないかなんて夢のようなことを考えてはいないでしょうか。
おはようございます、現実の時間です。
そんなものはありません。
どんなに面白くても辛い時がある、どんなにつまらなくても達成感を得る時がある、生きていくとはそういうことです。

さて、情熱とはなんでしょう。
思い入れとは。こだわりとは。
奇跡の出会いを遂げた人だけが持つ特別なものではありません。
それは時間と密度の産物です。
情熱やこだわりのある人のことを思い浮かべてください。
その熱を向ける対象との関わりはどの程度の量と密度でしょう。
四六時中、朝から晩まで、寝る間も惜しんでという言葉が浮かぶのではないでしょうか。
情熱を持っているのに毎日5分の習慣以外では見向きもしないなどということはありません。
考える時間、関わる時間が長いのです。

いや、情熱があるから関わる時間が増えるんだと言うかもしれません。
でもその情熱は何によって始まるのでしょう。
少しずつの積み重ねと実績です。
出会った瞬間に運命を感じるほどの出会いは渇望と向き合う時間が長かった結果です。
全ては情熱という曖昧なものではなく、関わった時間と密度が情熱やこだわりといった感覚を生み出すのです。

初めて会った男女が真剣にお互いを見つめ合うと数秒で恋に落ちるという話もあります。
主体的に、集中的に目の前の仕事に向き合ってみましょう。
それが数年後の情熱の始まりになるのかもしれません。


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