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漫画「ほしのこえ」感想(完結作品を語る! #186)

「ほしのこえ」(原作:新海誠 / 作画:佐原ミズ)
連載期間 2004年~2005年(アフタヌーン)


昼でも夜でも、おはようございます!音楽家のhiro’です。

・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶(ネットカフェ)で読む日々で、現在も100近い連載中の作品を追いかけています。


「ほしのこえ」は、
「君の名は」でお馴染みの新海誠監督の初の劇場公開作品のコミカライズ版で全一巻。

ちなみに、私は映画は見ていません。

近未来SFで、中学生の男女が主役。
宇宙に行った女の子と、地球に残った男の子
です。

私は「インターステラー」という大好きな映画と似たものを感じました。
つまり、設定は好き
です。

話を戻して、似ているとはどういうことなのかを簡単に言うと、
両作品とも長い期間、愛する存在と連絡がつかなくなるんです。
「インターステラー」は家族愛なんですが、
この作品は男女の愛、それも若い男女の愛
です。となれば上手くいかないのが当然です。

私達の絆は永遠なの、みたいなことを言ったとしても
気持ちはわかるけど現実は…という話です。

ただ、この物語ではそうはならないんです。離れそうになるけど繋がっていくんです。
でも、かといって何か話に決着がつくわけでもない
んです。

タルシアンという宇宙人についても曖昧だし、全体通して中途半端さを感じました。

とはいえ、
この何とも言えないいききらなさが魅力に感じる時期もあると思うんです。

良く言えば無垢な存在の願いみたいなものを感じるというか…。

絵についても独特の世界観(個性)があって好きです。

ということで、
何でもいいからSFものが読みたい人、新海誠監督の作品をすべてチェックしたい人、
恋や愛に憧れる中学生にオススメ
です!


ここまで読んでくれてありがとうございました。
「ほしのこえ」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。

hiro’


#漫画 #マンガ #マンガ感想文 #ほしのこえ #新海誠 #佐原ミズ

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