漫画「賭博破戒録カイジ」感想(完結作品を語る! #115)
「賭博破戒録カイジ」(福本伸行)
連載期間 1996年~1999年(週刊ヤングマガジン)
昼でも夜でも、おはようございます!
カメレオンシンガーソングライターのhiro’です。
・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶(ネットカフェ)で読む日々です。
現在も100近い連載中作品を追いかけています。
「賭博破戒録カイジ」は、福本先生の代表作カイジの第二部です。
「賭博黙示録カイジ」についても語っているのでよかったらそちらもチェックしてみてください。
今回、カイジは多額の借金のカタに地下労働施設で働くことになります。
そこで一日外出券を手に入れる為に、サイコロを使ったギャンブル・チンチロを。
その後、借金を返済する為に超高レートのパチンコ(通称・沼)をします。
「賭博破戒録カイジ」では、
スピンオフマンガ化もされるハンチョウとの対決が描かれるチンチロ編が好きです。
勝負に勝った時の気持ちよさが沼編よりかなりあるんですよね。
それは勝ち方が大きく影響してるんですが、そこは詳しくは読んでみてください。
沼編は、これまたスピンオフ化されるイチジョウが出てくるわけですが、
最後のカイジとのやりとりがとてもイイです!
ここは、
カイジは甘ちゃんなんだけど、それがどこか憎めなさに繋がっているとわかるエピソードですね。
あと全体的にですが、
ところどころ人間味のある黒服が出てきて、それがたまらんです。
ちなみにカイジは、
ギャンブルやチャレンジに勝つ為の発想を楽しむマンガでもあると思うんですが、
沼編はここが非現実的すぎる気がします。
一回目は勢いで気にならなかったんですが、二度三度と読むと、んーという感じです。
とはいえ、それを超えた面白さはありますけどね!
ここまで読んでくれてありがとうございました。
「賭博破戒録カイジ」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。
hiro’
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