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漫画「インベスターZ」感想(完結作品を語る! #416)

「インベスターZ」(三田紀房)
連載期間 2013年~2017年(モーニング)


昼でも夜でも、おはようございます!音楽家のhiro’です。

・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶(ネットカフェ)で読む日々で、現在も100近い連載中の作品を追いかけています。


「インベスターZ」は、「ドラゴン桜」でお馴染みの三田先生の作品で投資をすることになる中学生の話!
インベスターとは投資家のこと、Zは主人公・財前のイニシャルです。
全21巻。LINEマンガで全話無料で読めます!

さて、
進学校に最高得点で入学した中一の主人公は、学校内の隠し部屋で活動をしている投資部に強制的に参加させられます。
各学年一人ずつ入学時一位の人がいて高三までの計6人が1000億を超えるお金を運用しているんです。
ありえない話ですがそこはマンガですからね。

今作では、
株取引の勉強や、そもそも生きていく上での考え方、真理みたいなものが学べます!

さらに、
iPS細胞の話は興味深かったですし、重粒子線ガン治療もこの漫画に書いてあることを肯定的に見れば知れてよかったですし、太平洋戦争に対する経済的な見方ベンチャー投資不動産生命保険についても学べました。
作者の思想みたいなものがチラつく内容もありますが興味深いです!

ところで、
「その企業について論文を一本書けなければ株を買ってはいけない」というウォーレン・バフェットの言葉は印象的でした!
「常識は商売にもってこいの餌」この言葉も印象的でした!

あとですね。
「ドラゴン桜」では「今でしょ」の林修先生が出てましたが、今作ではホリエモンこと堀江貴文さんやZOZOTOWNの前澤友作さんが本人として登場します!堀江さんに関して言うと、堀江さんのいいとこだけが的確に表現されています!(笑)

ちなみに、
主人公の家系と学校の創設者との謎の関係、というミステリー要素も興味の持続をさせていてよいです。
まぁ最後まで読むと別に何もないんですけどね!(笑)
ここに関連して、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のようなタイムリープもします!(笑)
マンガの世界というのは何でもありなわけですし、ここの展開も悪くはない
です。

終盤は学校を設立した藤田金七の家系の人物で、次に当主を継ぐことになる、とはいってもまだ10代の男との三番勝負。
まぁ、三番勝負ということにして、作者の描きたいことを描いてる感じでストーリーとしての感動はないです。

ということで、
投資など財テクに興味があるけどほぼ知識がない人に、ホリエモンのポジティブ面だけ見たい人に、
謎の「右肩上がりポーズ」が見たい人もオススメ
です!(笑)


・終わり方について(ネタバレなど気にする人は読後に確認してください)

「答えが見つからなくても考え続けることが愛情」は響くものがありましたし、そこから投資部に保存されているノートに「金を愛せ」と書き加える展開はこの作品らしいですね。

中学入学時に始まった物語は、翌年、新年度になり首席合格の新一年生を主人公が投資部の隠し部屋に導いて終わります。
まぁ、終わり方に期待する作品ではないですが、無難な綺麗な終わり方でした!


ここまで読んでくれてありがとうございました。
「インベスターZ」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。

完結済マンガについては、動画でも語っていますので是非こちらも御覧ください↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_jdbW5Bz5KltANE26MreYasFwOccSouU

hiro’


#マンガ感想文 #漫画 #マンガ #インベスターZ #三田紀房 #投資

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