漫画「主に泣いてます」感想（完結作品を語る! #279）
｢主に泣いてます｣(東村アキコ)
連載期間 2010年～2013年（モーニング）
昼でも夜でも、おはようございます！音楽家のhiro’です。
・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶（ネットカフェ）で読む日々で、現在も100近い連載中の作品を追いかけています。
「主に泣いてます」は、
美しすぎて周りを不幸にしてしまう泉さんが主人公。
全10巻分をマガポケというアプリで読みました。
泉さんは絵のモデルをしているんですが、生徒やら先生やらのキャラが異様に立ってます！(笑)
マンガアプリでの作品の説明文に「川沿い美人協奏曲」とあるんですが、協奏曲とは言い得て妙というやつで、行き過ぎたキャラ達の不協和音がおかしいんです。
ただ、
面白いんですけど、時に面白さが自分を追い越していく感覚になります！(笑)
その、ある意味暴走するノリにどこまでついていけるかがポイントです。
酔っ払った人からかかってきた電話にこっちもノリノリになれる人なら最高でしょうし、逆なら最悪かもです…。
ちなみに、
ボケに使われる人物や作品はけっこうな過去作だったりするので、年齢的・知識的にノリづらい人もいると思います。
個人的な推しキャラはゆっこ。泉さんの不倫相手の妻です。
イカれた状況で心を安定させる為か、ほぼ常にイカれてるんですけど、読んでくうちに魅力的に見えてくるから不思議なもんです！
終わり方は、
落ち着くところに落ち着いてハッピーエンドなんですが、そこに至る最後の駒が足りてないように感じました。
まぁ美人すぎて、男達がすぐにストーカーになったり・男達が争って刃物で傷つけあうことが起こるほどの人なんてほぼいませんし、いたとして解決策なんて簡単にはないでしょうからね～。
だから、それを読者が納得するように描くのは難しかったんだな、という感じです。その影響か、ちょっとドラマ版を見たくなりました！
ということで、
ドラマ版だけ見て原作漫画を読んでいない人に、常に酔っ払っているような人に、
美人だったらこんなに大変なんだと思えるかもしれないので自称不細工な人にもオススメです！
ここまで読んでくれてありがとうございました。
「主に泣いてます」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。
完結済マンガについては、動画でも語っていますので是非こちらも御覧ください↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_jdbW5Bz5KltANE26MreYasFwOccSouU
hiro’
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