森七菜の歌うスマイルがどこかストイックで好き
映画「ライアー×ライアー」を見てからというもの、森七菜ちゃんの魅力にすっかり取り憑かれています。
なので、最近森七菜ちゃんの「スマイル」をよく聞いています。この曲はホフディランさんのカバーで、こち亀の初代エンディングテーマなんですね!知らなかったです。この歌の歌詞は賛否両論あるようで、ちょっと言い方を変えてしまうと、女なら愛想良くしてろ的な、いわゆる女性蔑視ともとられてしまうようなんですね。
でも、森七菜ちゃんの歌うスマイル。私はすっごく好きなんです。どこがそんなに好きなのかというと、曲の中にそこはかとなく滲み出る「ストイックさ」なんです。
「いつでもスマイルしようね」
という歌詞。最初は溌溂としていて可愛らしいなあと思ってました。でも、なんか聞いていくうちに様子がおかしいなと。
「すぐスマイルするべきだ 子供じゃないならね」
です。まさかのshould。
おそらくこういうところや、「深刻ぶった女は綺麗じゃないから」といった歌詞が女性蔑視的に捉えられてしまう要因だったんだと思いますが、森七菜ちゃんが歌うとまた違う印象で。なんというか、女優として芸能界で生きている凛とした強さみたいなものを感じてしまいます。
何か気に食わないことがあった時も、むすっとしてる場合じゃありませんよーと言われている気がして、どこか戒められた気分になるんですよね。
そんなわけで、私は森七菜ちゃんの歌うストイックなスマイルが好きです。逆にこのストイックさに励まされて、本当にスマイルしなきゃな、頑張らなきゃなと思える曲です。底抜けにポジティブなだけでも、能天気なだけでもなくて、ちょっとストイックな「スマイル」。もし何か辛いことがあったら泣きながらこの歌聴いて立ち直ろうと思います!笑
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