見出し画像

池上 大坊本行寺 御会式桜(2022.11.6)

心地よい秋晴れに恵まれた今日(11/6)霜月仲冬は大田区池上にある大坊本行寺へ足を運びました。今日、11月6日は旧暦十月十三日にあたり、日蓮大聖人の旧暦命日。そんな旧暦命日に御会式桜の咲きっぷりを見てみようと。

日蓮宗本山 池上 大坊 本行寺は、日蓮宗の宗祖である日蓮聖人がご入滅(にゅうめつ)、すなわちご臨終された地(ご霊場)。「ご臨終の間」は、日蓮聖人がお亡くなりになられた池上宗仲公邸の仏間であったお部屋の跡に建てられたお堂です。

池上家滞在中、すでに重い病にあった日蓮聖人ですが、ご入滅になられるまでの約1ヶ月間、このお部屋で多くの弟子、信者に法華経や立正安国論をご講義なされました。ご講義の際に日蓮聖人が寄りかかっていたとされる柱の一部は、今でも「ご臨終の間」に置かれ、触れていただくことができます。

堂内の中央には、日蓮聖人自ら鏡を見て自刻された「自鏡満願の祖師像」、「池上宗仲公御夫婦像」などを奉安。ご入滅の当時を今にしのばせています。なお、「ご臨終の間」は昭和11年(1936年)3月、東京都の史跡に指定されました。

ご臨終の間 | 日蓮宗本山池上大坊 本行寺

霜月仲冬が大坊本行寺に着いたのは午後2時半過ぎ、お日さまがやや西に傾いた時間帯。この日の大坊本行寺の境内は特に変わったところも無さげで、普段通りといった感じ。

(おぉ、咲いてる咲いてる)

それでも「ご臨終の間」入り口の脇に植えられている御会式桜は多くの花を咲かせてくれていました。

旧暦十月十三日の今日、大坊本行寺の御会式桜はたくさんの花を咲かせていた
大坊本行寺の境内あちこちを
今年2022年の大坊本行寺のお会式で撮った写真も。新暦10月12日夜の御会式桜は、数輪咲いていたものの葉っぱが優勢といった感じ

撮影:「AQUOS sense3 plus」+Gcam


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?