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2020年11月13日(金)

昨日、小6長男と過保護についての話をした。私自身、母から「過剰すぎる愛情を受けて」育ってきた自負があるため、敢えて子どもたちには、本当にちっちゃな時から「自分で考える。決めさせる。行動させる。」ことに重きを置いてきたつもり(体調的なことに関しては別)だから過保護ではないと思ってる。長男も「確かに、母ちゃんは過保護ではない」と言ってくれたので、よし(笑)?!

母から見れば私は子どもたちを「ほったらかしにしてる」らしい。「かわいそう。もっと細かく教えてやったらできるんと違う」という台詞、今でも時々言われる(笑)「先生やったのに、自分の子どもにはちっとも教えへん」てなことも言われたな(笑)

母に細かく指示され手取り足取り教えられ、失敗しないよう先回りしてもらってという仕組みに従った結果、アラフィフになってさえ自分のやりたいことって何?とか自分って何?で思考グルグルな、子持ちシングルBBAが出来上がったと言っても過言ではない(笑)(否定しているわけではありません、もうそれは過去の話)

子どもたちには、自由に自分の人生を構築してほしいな~と、それはもう長女が小さい時から思ってた。ここからは、長女の話になる。

今、絶賛受験生の長女。小学校前から、理系が苦手な片鱗がちょいちょいあった。小学校~中学校にかけて、それはそれは顕著になり、おまけに人付き合いも中々に難しかった。算数が苦手でも、他にすることはあるだろうし、生きていけないほどのハンディでもないだろうしと、母の言う所の「普通の親としての対応(塾へ行かすとか、毎日勉強を教えるとか)」は、しなかった。学校で習うことがわからなかったら、まず先生に聞いてきなさいとは毎日のように言ったけど(まあ・・・親がほったらかしと言えばそうなのか?)

中2で親の泥沼離婚劇の渦中になり、中3になっても続き、高校受験の雰囲気などみじんも持てないのではないかという状況の中でも、長女は休まず登校していた。先生方がたぶん心中穏やかでなかった長女を(思春期だし、家では私とバトルときもあったし)全面バックアップしてくださり、推薦入試で県立高校に合格した。

高校に入ってからの長女は水を得た魚?のように、イキイキ。コロナとかの影響もあり、大好きな部活も中途半端な感じに終わったけど、本人は秋位から受験に頭を切り替え、励み中。進路は紆余曲折の末、最終的には初め(いつから思ってたのかはちょっとわからない)から目標としていたところを推薦で受験。一次は合格し、二次に向けて、中学同様、学校で先生方と一緒に準備を進めている。数学がネックでも、志望校を受験できるという臨機応変?な今の受験制度、それに寄り添ってくれる担任や学校の恩恵を前面に受けている我が家。ほんまにありがたいこと。学校については賛否両論、特に昨今では、手厳しい意見の方が多い印象だけれど、我が家に限っては、学校がなければ長女はここまで進学への道は開かれなかったと言っていい。公教育の素晴らしさを私なら伝えられるのではという気さえしている(言い過ぎか・・・笑)

えっと、何の話書いてたっけ((;'∀'))とにかく、子どもはどんな状況であれ、ちゃんと自分で決めることができるし、周囲を信じていれば、道は開ける(笑)長男は今はやりたいことが見つからないと言ってるけれど、状況が変われば、またそれも見えてくると楽観的に考えている。確かに私は親だけど、「見守る」「見届ける」ひとりの人でありたいと思う。自分のこれからの人生も楽しみたいし、親として子どもの人生を見るのも楽しみです。

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