きみが生まれてきた日のそら
君がやがて生まれてくる時の空を僕は見ている、
そうとは知らずに。
くもり空でも、あかね空でも、
太陽がかがやく空でも、
お月さまがピンクに染まるロマンチックな空でも
君と出会う前のはなし。
君がやがて歩く街並みを僕は見ている、
そうとは知らずに。
傘をさして、誰かと一緒に、
汗ばんで仕事へ向かう途中で、
願いを込めて、空を見上げている
君が大人になる前のはなし。
君がやがて読み聞かせられる物語を僕は書こうとしている
君にいつか届くように。
雨の降る午後、君に向けて、
願いを込めて、空に綴ることば、
君が生まれてくる前のはなし。
僕が生まれたときの空を見れたらなぁ
それはいつか誰かが見上げていた
やがて生まれてくる君に届いたらなぁ
今日、僕が見上げたおそらのおはなし
*これから、友達や僕と関わってきたすべての子供たちに語るように、物語が綴れたらなぁと思います。できたら、マイペースに。
読んでくださり、ありがとうございます。
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