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またまた久しぶりの投稿です。

水を求めて熊本県北の水がきれいなエリアにやってきたのは、かれこれ1年前…

きれいな水・温泉を求めて熊本での長期滞在方法を探していた私に朗報が入りました。過疎が進む地方では移住者獲得のために

「お試し住宅」

というものがあると友人が教えてくれました。市外、県外から移住する人向けに廃校になった学校の中にある用務員用の家(結構、普通の平屋の家) を1泊 500円 とか1,000円 とかで市が提供してくれる。市によってまちまちだけど、約1ヶ月から3ヶ月程の滞在ができる。

安い!

でも、"一応移住目的" の為なので、ちょっと煩雑な書類のやり取りがある。例えば….

滞在理由の提出
ー 移住のための視察、家探し等々
居住市町村で市県民税が滞納していない証明書
ー これは市役所の市民税課ですぐに出してもらえる。等々

私は本気で移住を考えてます。的な意志を示さないといけない様で、そういう人へのお試し滞在住宅なのです。

でも、移住者受け入れに力を入れる市の移住促進課的な部署の人からなかなかのありがたいサポートが受けられる。私は驚いたことにその課の課長さんが滞在中にお試し住宅にやって来られ、そして、移住サポート局の方々から手厚いサポートをして頂いた。

そんなに移住者を求めているのか… でも、ちょっと恐縮。
だって移住確定で来た訳ではなく、文字通りお試しで来たからです。滞在期間中、移住先輩組やいろんな方を紹介して頂いて、温泉情報も無農薬野菜農家さんの情報もたくさん頂いた。

「その時はそれが運命の展開へ繋がるとは考えも及ばなかった」

1ヶ月半滞在の最後に地元の無農薬農家さん達が参加するワークショップがあるので来ませんか? と誘われて気軽な気持ちで参加。
ただただ、"無農薬野菜を直接買える農家さんと知り合いになりたい"
という思いだけで参加したそのワークショップは地元のちょっとさびれかけた宿泊施設付きキャンプ場のなかなか本気プロジェクトのワークショップだった。

過疎が進む地方都市、そして、コロナの追い打ちで壊滅的な顧客減で、テコ入れのために東京からわざわざコンサルを入れての本気のプロジェクト!

えっ、聞いてないんですけど??

でもそれが、驚きの展開へ繋がっていくことになろうとは….

そして、そのプロジェクトの内容が
1.地元のいいところ再発見 そして、
2.施設をアトピー、アレルギーの人達にも優しい施設にしよう!


それ、私じゃない?


地元の湧き水を汲んで毎日飲み、毎日いろんな温泉に通いつめ、1ヶ月半でお肌も心も改善していった私の話をすると、思った通りに東京からやってきたそれっぽい電通あがりのコンサルの人から

えーあのさぁ、よかったらプロジェクトのチームに加わらない?

とお誘いを受けた。

やっぱりさぁ、実際経験してる人がチームにいる方がいいんだよねー
貴方が食べている食事をそのままレストランのメニューにするとかさぁ、
それをそのまま提案してくれたらいいんじゃない?

まぁ、それは出来ます。だってなんて言ったってそれ本職です。ホリスティック栄養士ということもだけど、私はアトピー、アレルギー食のエキスパートなのです!


"でも、今お試し住宅に住んでいて、住むところがないんですよね~"
って言う私に間髪入れずに、

えっ、大丈夫、大丈夫。ここの宿泊施設さぁ、ずーっとガラガラで空いてるから、ここに住めばいいんだよ。

"えっ、い、いいんですか?

大丈夫、大丈夫。全く問題なし。

それから、気が付いたら約8か月大きな立派な宿泊施設に住み続けた私。

4ヶ月間のプロジェクトそしてその後、そのキャンプ施設で週2~3日アルバイトをしながら、湧き水・温泉三昧のゆったり熊本田舎生活を送ることになり、

ビックリ!

1ヶ月半お試し住宅の予定が、約1年の熊本田舎生活になったのです。

半ば勢いとノリで田舎暮らしをすることになったのは、やっぱりそういうノリの東京コンサルさんと受け入れてくださった施設の支配人のお陰様です。

感謝です。

そしてその間、いろんな人達と繋がっていくのです。それからまたまた驚きの展開へ….

“行動すれば何かが変わる”

続きは次回へ。読んで頂いてありがとうござます。


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