海辺のマリアおばさんとmoonのおばあちゃん

こんばんは。
今日は、このnoteのアカウント名、うみべのつきの由来の話をします。

「うみべの」という部分は、前回の記事で書いたストーンマウスに由来しています。海辺に住むマリアおばさんの持ってる石のネズミのお話で、ここから一語取りました。

つき、については今練習中のピアノ曲「月の光（ドビュッシー）」から取りました。

（↑この方のピアノが繊細で丁寧で好きなので、貼らせてもらいました）

この曲を好きになったきっかけは、ゲームの「moon」。
学生時代にめちゃくちゃハマりました。
少し前にswitch でも発売されましたね。
もちろん買いました。

https://moon-rpg.com/

主人公の男の子が、自分がプレイしてるRPGゲームの中に入ってしまうんですが、いざ中で見てみると勇者は全然ヒーローじゃなく、むしろ迷惑な存在。
このゲームの中で主人公は、勇者が殺したアニマル達を成仏？させてあげたり、ゲーム内の人々を助けてあげたりしながら「ラブ」を集めていきます。

ゲームが進む中で、哲学的にラブについて考えたり、登場人物もいちいち個性的で人間臭かったり、とにかくエモいゲーム。
絵柄のかわいさ、世界観の不思議さなんかも相まって、若い頃の私は完全に鷲掴みにされました。

たくさんのエモ要素があるmoonですが、私にとって外せないのが、「おばあちゃん」。

目が見えず、突然現れた主人公を行方不明になった孫と勘違いしてしまいます。
めちゃくちゃ優しくて温かいおばあちゃん。
このおばあちゃんの存在だけで、このゲームやって良かった、、としみじみと感じました。

おばあちゃんのおうちでBGMになっているのがドビュッシー月の光で、初めて聞いた時から大好きになりました。
曲だけで出会っていたら、ここまで好きにはならなかっただろうな、半分くらいおばあちゃんへの愛が乗ってる気がします。

最近ピアノでこの「月の光」を練習し始めたところだったので、「月」もつけようということで、うみべのつき。

ストーンマウスのマリアおばさんや石のねずみ、moonのおばあちゃんのような、優しい温かい人に私もなりたいという願いを込めて、この名前に決めました。