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ゲーム制作の経験を記事にしようと思った理由。

ゲーム会社で働いている「とぶ@うさおいみと」が仕事やプライベートの創作活動で得た経験を記していきます。

記事を書こうとしたきっかけ

ゲーム制作の経験を記事にしていこうと思ったきっかけの話をします。
話が長いので先に要約を書くと
 1. 業界物の小説を書こうとして挫折
 2. 飲み会でゲーム会社あるある話をする
 3. あっ、面白い
 4. noteに記事を書こう
みたいな流れになります。

2018年末。僕はゲーム業界物の小説を書きたいと思ってました。
漫画やアニメに詳しい人へ既存のコンテンツを例にあげると、
ゲーム業界物の「NEW GAME!」やアニメ業界物の「SHIROBAKO」、漫画業界物の「バクマン。」みたいな、そういった小説を書きたいと思っていたのですね。

ただ、実際のゲーム会社で起きた出来事をそのまま物語にすると守秘義務的にも倫理的にも問題が出てくる可能性があったので、ゲーム業界で起きたエピソードをそのまま小説にすることは選択肢から外しました

僕は個人でもゲーム制作をしているので、個人のゲーム制作のエピソードとゲーム会社で得た経験をかけ合わせれば「フィクションなのにリアリティのあるゲーム業界物の話を書けそうだぞ」と思ったのでした。そして、小説の構想を練りはじめました。

しかし……

なにか思ってたのと違う……

どうにも楽しくありません。

僕は小説で、可愛い女の子や生き生きしたキャラが目を輝かせてゲームを作る光景を描きたいと考えていました。

一方でその頃僕が作っていたゲームは……
(情報が古いので一部黒塗りにしてます)

画像1

ふむ……

画像2

ふむふむ……

画像3

ふむむ……

みたいなゲームでした。
正直硬派でマニアックな企画と感じていました

この題材で、可愛い女の子が目をキラキラ輝かせてゲームを作る……
小説を書こうと筆を執った時に、その光景をイメージできなかったのです。

もちろん、一見マニアックに見える題材をうまく調理し、幅広く読者が楽しめるお話に仕上げていく、すばらしい創作者が多数いるのは理解しています。

ただ、へっぽこな僕にはその力がなかった

モチベーションも上がらなかった……

やがて、業界物のお話を書くことに挫折。さらには、ゲーム制作のモチベーションまで下がってしまいゲーム企画も挫折

その後ちゃっかりカードゲームを作りたくなって、カードゲームを作り始めてはいますが、今回はその話は置いといて……
「業界物の小説を書く」という目標を断念してから1年半~2年ほど経った、2020年の夏。

僕は元仕事仲間とオンラインの飲み会をしていました。

皆、別々の会社で働いていますが、ゲーム会社で働いている人たちでしたので、話の内容は自然とゲーム業界のお話になります。

その時に友人Sが、スケジュールを立てるのがとても難しい、といった話を振ってきました。

僕は若いつもりですが、ゲーム業界自体年齢層が若い業界なので、僕も元仕事仲間も管理職についているのです。若い(と思っている)はずなのに

とにもかくにも僕は飲みの場で自分なりに仮説を立てて、なぜスケジュールを立てるのが難しいのか話しました。

 1. プロデューサーがプロジェクトを立ち上げる
 2. マネージャー(ディレクターの場合もありますが)が
  プロデューサーから目指すゲームの要件を聞き取り
  大まかな
タスクを洗い出す
 3. マネージャーがプランナやプログラマ、デザイナから
  実装工数を聞き取りスケジュールを詰めていく
 (以下略)

なるほど、これは伝言ゲームですね!

そんなこんなで、プロデューサーのイメージをマネージャーが完全に把握しているわけではないですし、マネージャーが洗い出したタスクも詳細まで詰め切れているわけではないのです。

より詳しくは「ゲーム業界で正確なスケジュールを立てられない理由」で記載します。

とにもかくにも、上記のような話をしている間に「あれ? この話面白くない? もっと多くの人に共有できない?」と思ったのでした。

そして、こういう話って小説ではなく、むしろ記事に向いているのではないかと感じ、noteをはじめたのでした。

話が長くなりましたが、これがきっかけです。

人に説明することできっかけが生まれることもあるのですね。

「とぶ@うさおいみと」って誰?

詳しくはtwitterを見るといいですよ。
無関係なアニメの話とか猫の話とかばかりしているかもですが。
それはそれでそういう人なので。

これまでに個人創作で完成させたゲームは短編も含め、数十ありますが、未完成のまま挫折する率も8割くらいあるへっぽこです。

本職はゲームプランナーorディレクターです。

ただ、スライムも倒せない村人レベルのディレクターなので僕の言っていることはあまり真に受けなくていいと思います

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