前世の話(🐟7)

「華那の前世は悪い人やったんやで」

小さい時に父からもらった言葉。

これに続いて父はこの言葉もくれた。

「だから、病気になったんだよ」

何歳の時、どんな状況でこの言葉をくれたのか。
そして、これを聞いたその当時、私はどう思っていたのか。

全く覚えていない。

でも、何年経っても忘れられない。

「そんなわけないやん！！！」

そうはっきりと言えない。反論が出来ない。

心のどこかでは信じてしまっている。
それが良いことなのか、悪いことなのか。未だに答えが出せない。

ただ、1つ言えること。

私は今も、この言葉に苦しめられている。

--------あとがき(のような)--------

お久しぶりです。華那です…！

最近は忙しいのと、気持ちの整理が上手く出来なくなっています。
そんな状態で書いても言葉が出てこないなと思って、書ける時に下書きを少しづつ溜めております。

元気なので…！

今日は「前世」の話です。
皆さんは前世を信じますか？

私は、信じるがちょっと多めの半々です(笑)

ただ、父からもらった前世については納得いっていません。
決して覚えている訳でもなく、今となってはふざけて言っただけかもしれません。
まぁ、ふざけて言うのも傷つきますが…。

でもどうしても、それが理由で「魚鱗癬」という言葉を持って生まれたとは思えません。

「魚鱗癬」という言葉を私が持っているのには、何か理由がある。

いつも…ではありませんが、余裕がある時は思うようにしています。
こう思うようにしているからこそ、父からの言葉に今も引っかかっているのかもしれません。

何年経っても、自分の心の中から消えない言葉は本当に苦しいです。

それでは、失礼します。