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具体的に実験は四つの条件を満足させなくてはいけない。 #1023


第一に、解明すべき問題を明確に設定することやで。
実験をする以上は、何を観察しようとしているのか、目的、問題が明白でないとあかんねん。
問題の設定をせえへん限り、観察の手段である計測が出来へんねん。

第二に、わざと変化を与えて、それによってどのように結果が変わったかを調べるには、起こりうる変化のすべてを想定して、それを順番に一つずつ試さなあかんで。
店舗構成を変えた時は、商品構成や売価政策や広告が同時に変わったら実験にならへんやん。
十の条件があるんやったら、そのうちの一つの条件だけを変化させて、他の九つの条件は元のままやないと因果関係は分からへんねん。

第三に、変化は正確に細かく計測せなあかんで。
作為や故意があったらあかんし、「○○の感じがする」って言うんやったら困るねん。
数字で表現せな、計測したことにならへんねん。
「増えたようだ。」では、観察と違うで、印象やねん。

第四に、計測された記録は、実験の結果を示してるんやけど、他の予期せえへん条件の変化も含んでる可能性があることを忘れたらあかんで。
条件が十しかあらへんのに、そのうち一つだけ変化させたと思ってたんやけど、実は条件が十二もあって、一つだけ変化させたつもりが、いつのまにか三つも条件が同時に変わってたってことが多いねん。
そやから、結果については、一つずつ慎重に討議し検討せなあかんねん。
結果を鵜呑みにして即断したらあかんで。



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