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【100=1+99】#422

売上高をどれくらい伸ばしたいかって聞いたら、殆どの人の希望の平均は1.2倍やんか。

なんでかって言うたら、それやったら苦もなく出来るやろうとか、今と同じ努力で2割余計にすればええやんって言う発想やねん。
単に現状を肯定するだけで、自己の限界を知って諦めてるだけやねんで。

100倍を目指したら、初めて変化が起こるねん。
これからつくるのは「99」やから、それまでと同じ努力ではダメってことは一目瞭然となるやんな。
これまでとは全く異なる方法は必要となってくるねん。

「1」は現状で、「99」はすべて現状には無いことやと考えるてや。
そう考えたら「1」は無視するしかないやん。
そやから「100倍にしよう」というのは、現状を否定することやねんで。

100倍を考えるか、1.2倍しか考えられないかは、哲学の違いやんか。
「頑張ろう!」って掛け声をかけるようなやり方は、後者の立場にすぎないんやで。

仮に、毎年「1.2倍」の成長をし続けても、10年後に「6.2倍」、20年後にも「38倍」にしかならへんねん。
これでは、ビジョンとして目指す「100倍」には届かんで。

そやけど、毎年「1.5倍」ずつの成長やと10年後には「57倍」になって、「2倍」ずつやと10年後には「204倍」にもなるねん。

「毎年5割ずつ増やすなんて夢物語やんけ」と否定する方もいてるけど、それは方法を知らんだけやんか。

「一年間に2倍以上になりたかったら、3つのことを平行して3割ずつ増やすと考えればいい」んやで。
(1.3×1.3×1.3=2.2)

この「3つのこと」とは
例えば、
1)店数
2)一店当たりの面積
3)客数
4)販売量
5)お客の買上点数
6)人材の量
などの中から3つ選んだらええねん。

売場面積を3割増やしたかったら、1坪当たりの設備コストを3割下げたらええし、販売量や客数を増やすんやったら、業態(販売方法)を変える事とか、よりベーシックな品揃えにしたらええねんで。

そやけど、現実には計算通りに年々増えていくことはないねん。
ある一定期間を平均したら増えてくことになるんやで。
5年から7年間ごとに1回だけ急成長するときがあって、逆に停滞期が3年に1回あると思うてや。
こんな経験則は、いくら短期経営計画を緻密に積み上げても、決して導き出されないねん。

そやから、最初から10カ年間、20カ年間の長期経営計画が不可欠やんか。
10年サイクルで見たら、平均年率4割から5割上げることは可能なんやで。

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ほなねー。

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