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「ディスカウンティング」という言葉の意味について錯覚が多くある。#586

「薄利=低収益」っていうのは、錯覚やで。
粗利益率が低いからって、必ずしも収益率が落ち込むわけと違うで。
問題は、利潤分配率(粗利益高の中の経常利益率の割合)が20%確保されているかどうかやねん。

確保のためには、労働分配率35%、管理・販売費分配率15%、設備分配率24%、販促分配率6%になるのが不可欠やで。

それぞれの極限値は、労働分配率40%管理、販売費分配率20%、設備分配率30%、販促分配率10%やねん。

極限値って、経験法則やんか。
どうしてもやりくり出来へん限界を示してるねん。利潤分配率へ無理が押し寄せてまうからやで。

1960年代から1970年代はじめ、急成長企業は、食品の粗利益率が12~13%、衣料で15~18%で、利潤分配率は25%もとれてたんやで。びっくりやろ。
それは、それぞれの分配率の合計が75%となるように、上手な計数管理を行ってたからやねん。


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