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生存対策(経営構図の作り方) パート4 #212

毎度!
分配率と分配率コントールの話やで。
分配率って、稼いだ粗利益高を何にいくら使ったのか?
粗利益高のいくらまでを使っていいのか?
って、ことやねん。
この比率を守らへんと企業は確実に崩壊するで。

例えば、粗利益率25%の場合やねんけど、
粗利益高を100%で計算するねんで。

利潤分配率(利益)のあるべき姿は20%やねん。許容範囲は15-20%で限界は10%以下やねん。

労働分配率(人件費)のあるべき姿は38%、許容範囲は35-40%で限界は42%以上、33%以下。

設備分配率(家賃、リース等)のあるべき姿は18%、許容範囲は15-26%で限界は30%以上、13%以下。

販促分配率(広告、チラシ等)のあるべき姿は6%、許容範囲は5-10%で限界は12%以上、3%以下。

管理分配率(上記以外の経費)のあるべき姿は18%で、許容範囲は15-24%、限界は26%以上、13%以下やねん。

業種別の修正方法は、経常利益率5%÷粗利益率=利潤分配率
やで。当てはめて計算してや。

労働分配率を見直すには、
1.トップ、同族の給与の見直し
2.残業の無条件カット
3.作業の削減
4.アウトソーシング
大きなところを任す
5.接客
オペレーションのセルフ化とテクノロジー化
6.営業
新規営業重視と既存客の重点管理
配送のアウトソーシング、効率化
7.人材の変動費化
8.人材の共有(作業の共有)
ワークシェアリング(失業対策ではない)
9.賃金の引き下げと解雇

よう分からんって人は、シーズン1から読み直してや。

次回は、違う話やで。
良かったら友達になって帰ってや。
ほなねー。



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