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計数管理を徹底する必要があります。#448

経営効率数値の管理をする上でのコツは2つやで。
1)高収益性
2)資金繰り


1)高収益性を見る上では4つのことが重要やねん。

それは
1・総資本経常利益率(ROI)
一番大事なこの効率は、まず18~22%を目指してや。
2・売上高対営業利益率
3・労働生産性(人時生産性)
4・分配率


2)資金繰りでは3つのことやで。

1・商品回転率
2・回転差資金
3・インタレスト・カバレッジ

資金繰り増大策として有効なのは、まず「回転差資金」をつくることやねんで。
「販売資産回転率」と「支払勘定回転率」との差から生じる余剰資金のことやねん。調達コストはゼロやで。
支払い時期を遅くして、商品在庫の回転を早めてや。
そうすることで、一定期間たまる売上金のことを回転差資金と言うねんで。

反対に、支払勘定回転率が販売資産回転率を上回ったら、マイナス回転差資金となるやん。
支払いのために借入金などの資金調達が必要になってくるやんな。

回転差資金をつくる一番簡単な方法は、商品回転率を高めることやで。
勘違いしたらあかんのは、売上高を高くするのと違うで、在庫を少なくすることやねん。
在庫を売れ筋だけに絞ってや。

売上のほとんどが、現金売りやったら、売上金、現金がどんどん貯まるねん。
その支払い日時を業界の平均以上に遅くした時に、その収入と支払い期間の差で生まれてくるのが回転差資金やねん。

経験法則としては、基本的に販売資産回転率が3に対して、支払勘定回転率が1の割合が一番いいんやで。
計数管理、もっと簡単に言うたら資金繰りを、本当に厳密に毎月行なうことが重要やねん。

資金コストが一番低いのが回転差資金、次に借入金、そして増資株式資金、さらに債権発行という順番になるんやで。

もともと、資金繰りこそトップの最重要事務やんか。
自分自身で資金繰り表が作れるようにならなあかんで。
トップが資金繰り表を分からない会社は、必ずといっていいほどダメになるねん。




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