世にも奇妙な夢の話
私はよく夢をみる。
寝ているときに見るほうのそれ。
この前は、
サファリパークのように自家用車のまま入っていって、車に乗ったまま楽しむタイプのジェットコースターに乗る夢だった。(架空の乗り物)
高校時代に仲良しだった友人と、彼女の故郷イギリスに行った先での出来事だった。(無論、これもすべて夢の話であって、現実に彼女とイギリスに行ったこともなければ、彼女とは高校卒業以来一度も再会していない)
そのジェットコースターはレベルが分かれていて、レベル1は、後ろ向きに猛スピードで進んでいく。すごく怖かった。
せっかくだから、レベル5も乗ろうと乗ってみたら、お化け屋敷とジェットコースターを合わせたようなものだった。暗闇の中を急降下していったかと思えば、スピードダウンし、右手側に死体がズラーっと吊るされている。その中に、妊婦の死体もあったのが生々しかった。すると突然そのうちの1つの死体が命を吹き返して吐血。私たちが絶叫するタイミングで車は急発進。すこぶる心臓に悪かった。
驚くことに、なんとそのレベル5は、1時間半をすぎても終わらず、もういい加減帰らせて!!とイライラを通り越してムカムカプンプンと腹が立ってきて、間もなく発狂しそうというタイミングでアラームが私を現実世界に引き戻した。
別の日の夢は、
彼がコソコソと部屋に食べ物を運んでいる姿を発見。
怪しんだ私はこっそり彼のいない隙に部屋に入った。
すると、フローリングの上に直径1mくらいの丸いビニールプールがあり、その中で上半身が猫(茶トラ)で下半身が魚という世にも奇妙な生き物が泳ぎ回っていた。
もちろんそんな生き物、見たことも聞いたこともない。にもかかわらず、私はそれを見て、「なーんだ、さかなねこか」と呟いた。
心底不思議なのは、そう呟きながら、内心では、え!!私この生き物知ってんの?とつっこんでいる自分がいたことだ。夢の中の主観的な私と、現実世界の客観的な私。両方がそこに存在している変な感覚があった。
夢をみると、実家にいた頃は姉に、今は彼に話をする。あなたの夢って独特だよね。
すごい変な夢。
想像力が豊かなのかな?
なんて言われるが、私がコントロールできることではないので、こればかりはどうしようもない。
でも最近、この想像力?の豊かさは、小さい頃から培ってきた読書の力によるものなのでは。
と思うようになった。
読んだ文字を、単語を、文章を、頭の中で映像化していくことで培ったチカラが、私のヘンテコリンな夢を作り出している気がしてならない。
そして、見ては忘れてしまう夢を、なんだかもったいないとも思うので、これからはこうしてどこかに書き残しておこうかな、と思うのである。
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