大学生、うつでした。
久しぶり。
だんだん近づく雷の音に震える今、
私は文を綴ります。
今日は私の毎日の話でもしましょうか。
料理好きな私はこの2ヶ月キッチンに立てません。物を片付けることが億劫です。
人の形を保っているだけの生命体です。
そもそも私の両親は鬱病を抱えていて、必然かのように私も高校生の時に鬱病になりました。
一人暮らしして3年目やっと病院にもう一度通う勇気を出しました。やっぱり変わっていませんでした。
私の日々に現実感は伴いません。
懐かしいねと話すのは記憶の話であり、実感ではないのです。人との関係も希薄なものです。
会っていない時には存在に対する現実感などないのですから。
私はそんな毎日を虚しいと感じてしまいます。
だから私は日記を綴り、写真を撮るのです。
私が忘れてしまう毎日を出来る限り綴ります。
これは備忘録です。
フィルムカメラで写す私の思い出は、数ヶ月の時を経て私に届きます。私にとって大切なタイムカプセルです。
あと数枚、やっと思い出を見られます。
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