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ラブレターを貰って、天命にぶん殴られた日

「振り返ってみると、確かにあの日がターニングポイントだった」

そう思える日が、長い人生の中では何度かあります。

もしかしたら、
昨日という日はそんな一日だったのかもしれない。

   
生まれたての子鹿の脚みたいに、しっかりと立つこともおぼつかない。
そのくらいよわよわで、自分の中でまだ上手くまとまらない想いなのですが。

その感情のまま、思いつくまま、
書いてみようと思います。
    

昨日、【勇気が出るラジオ】の感想・質問フォームに、こんなメッセージが届きました。
   

むつこさん、末吉さん
今回も配信をありがとうございました!
毎回、心に響くのですけれど
初めて、メッセージいたします。

今回の配信の中で、末吉さんが

『人間は、現実をコントロールしようとする。
だけれど
コントロールは、必要ない。
なぜなら
現実のコントロールは、完璧にされていて
逆にその開放感が楽しい』

と、言われていたその言葉にとても共感しています。

そして、その感覚を言語化してくださったことで
私は、今の現状にとてもすっきりしています。

そして、その言語化を引き出されたむつこさん。

まずは、お二人にお礼を

「ありがとうございます!」


振り返れば
私は、むつこさんが、コンサルを始められて
最初のお客さんだったらしいです。

もしも、現在のむつこさんにお世話になっていれば
ビジネスは、もっと違った展開でうまくできたかもしれません。
ですが、現在は専業主婦をしています。

実は、私、2年前に大きな病気がわかり、治療のため
ビジネス活動を休止せざるを得なくなりました。
病気が治ったら、その経験をビジネスに活かすつもりでいました。

なので、治療療養中は、自分の職業を活かして
ひたすら、自分自身に寄り添い、向き合いながら、病気も克服できました。

ですが、昨年、仕事を再開した後に
なぜかもうやめようって、仕事を辞めるのを決めちゃったんです。

天職だと思っていたんですけど‥。

お二人の今回のラジオのお陰で
それは、天命にコントロールされたからなんだって思っています。

うまく言葉にできないですけど
治療中、結婚した原点を見る機会があり
専業主婦として、幸せに生きることを思い出したからなんです。

それは、お二人の今回のラジオのお陰で
天命と呼んでいいのだと気づかせてもらいました。

そして、天命に抗いたいような今のむつこさんの本音を知って
私は、コンサル当初のむつこさんに
直接出会う必要があったんだと、納得してしまいました。

私はビジネスが、うまくいっちゃいけなかったんです(笑)

天命には、抗えないですね(笑)

なので、今私は
改めて、むつこさんに感謝してるんです。

起業を辞めてからも
ずっと、メルマガやnote、そしてこのラジオも
むつこさんが、配信されるもので
私は、たくさんの気づきをもらっています。
出会えて、直接お世話になった期間があったからこそですね。

私にとってむつこさんは
人生そのもののコンサルさんです。

天命だと気づけたんですから!
本当にありがとうございました!

いつか、むつこさんに私の現状をお伝えできたらと思っていましたけど
この機会にメッセージをさせてもらいました。

末吉さん、すみません!
私のむつこさん宛ラブレターに
付き合わせてしまいました(汗)


最後に、
お二人のラジオでの対談は、他では味わえない
深いお話が聴けて
いつも余韻を感じています。

これからも楽しみにしています。
どうか、長く続けてくださいね。

お忙しいところ
長文失礼しました。

次回も楽しみにしています。

(お名前:はる)


このメッセージをいただいて。

なぜか私は、激しく動揺してしまいました。


「うれしい!」
「ありがたい!」
「ありがとうございます!」

そんな言葉では到底言い表せない何か。

「感謝」だけではない何かが襲ってきて、
ウロウロおたおた...

狼狽している自分に狼狽してしまいました笑
    

たくさんの想いが
たくさんの思考が

アタマの中をかけめぐりました。



ある漫画のラストシーンが、脳裏によみがえりました。

私が今まで生きてきた中で、いちばん心を揺さぶられた物語。

初めて読んだとき、
「号泣するとはこういうことか?!」
と思ったほど、なぜか涙が止まらなくて。

なぜ自分が泣いているのか?
なぜこんなに心が揺さぶられるのか?

わからなくて、戸惑いまくりました。


ストーリーを説明しようとするたびに、心がふるふるしてしゃべれなくなってしまう。
思い出しただけで泣きそうになる。

なので、この話をするのも思い出すのも、封印してました。
それを思い出したのです。


地球から一千光年離れた惑星を地球化するためだけに作られたロボット。

Amazonに書かれているたった一行。
これ以上のストーリーを語ると、ネタバレになってしまいます。

連作短編の中の1つ。『NX-521236号』というお話。
これだけで物語は完結しているので、わずか80ページほどです。
興味があれば読んでみてください。
試し読みで10ページほど読めます。


なぜ自分がこのお話に、こんなにも心を揺さぶられてしまうのか?

その理由は、今もはっきりとはわかりません。

でも、わからないまま、
そのわからなさを抱えて生きていくことが
私の「天命」なのかもしれません。



2012年、開業届を出した時、
屋号を「おおきいのはらのき」としました。

もちろんこれは、「大野木」という名字から取ったものです。

でも、
この「大野木」という名前のもとに生を受けた私が、
どうありたいか?


大きな野原に立つ1本の木のように、
わたしはいつでもここにいる。

疲れたときはいつでもここに還り、
木陰で身を休め、くつろぎ、英気を養い、
そしてまた旅立っていけるように。

道に迷ったときは、
この木を目印にしてもらえるように。

いつも変わらず必ずそこにいる。

そんな存在でありたい。


そう願いをこめて、名付けました。

  
その願いは、
もしかして成就していたのかもしれない?

発信を続けてきてよかった。
ずっと仕事を続けてきてよかった。

心の底から思いました。



いただいたメッセージに書かれている通り。はるさんは、私の長期の継続コンサルの最初のクライアントさんでした。

まったくのゼロからのスタート。
マインドセットを整え、コンセプトを磨き、初めてのお申込みをいただいたときには、本当に嬉しそうで、キラキラとやる気にあふれて輝いていらっしゃいました。

1年半ほどサポートさせていただき、バックエンド商品やステップメールを作り、集客も軌道に乗り、契約は終了。その後も順調にお仕事を続けていられるご様子が、日々の発信からうかがえました。

数年ぶりにグルコンに参加してくださったときには、熱心に質問しメモを取っていらして、嬉しく頼もしく思ったものです。

ですが、ある日気がつくと、ブログもHPも削除されてしまっていてビックリ!「どうしたんだろう?」と思ったのですが、まさかこんなことがあったとは。
「2年前」ということは、あのグルコンの直後だったんですね。

「天命」とは、本当に不思議なものです。


はるさんは、「この仕事をずっと続けたい」という強い意志があり、そのための努力も惜しまずされていらっしゃいました。
「これが私の天職です!」と、晴れやかに語られていました。

でも。

「天職」と「天命」は違う。


何がどう違うの?
と聞きたくなるでしょうが ^^

そのときが来たらわかる。
わかるときにはわかるんですよねぇ、なぜか。

きっとはるさんが「天命」に気づかれたのも、その前に全力で「天職」だと思える仕事に取り組んだから。

真正面から向き合ってやり切ったから、次の道が拓けたのだと思います。


実際、コーチングコースのクライアントさんの中には、
「自分は起業したいわけじゃなかった!」
そう気付かれる方も、少なからずいらっしゃいます。

(なので、継続コンサルを受けるのはまだ早い、と思われる方には、「無理せずコーチングコースからどうですか?」とお勧めしています。)

中途半端に悩んでいると、いつまでたっても「起業準備中」のまま、人生はあっという間に過ぎていってしまいます。
「起業する」ということに真剣に向き合ったからこそ、「そうじゃない!」という自分の本心に気づけます。

そうやって起業をあきらめたことは、失敗でも敗北でもありません。
みなさん、とっても清々しい顔で卒業していかれます。
「天命」に従い、自分の人生を取り戻されたからだと私は思います。


All photo by Flowerykiss

   

「お金を稼がせてあげるだけのコンサルにはなりたくない!」

ずっとそう思っていました。
    

私にとってむつこさんは
人生そのもののコンサルさんです。

    
この言葉をいただいて、今までの自分のあがきが、報われたような気がしました。

『NX-521236号』が、時空を超えて受け取ったご褒美。
私もはるさんからいただきました。

ありがとうございます!!



はるさんがメッセージをくださった【勇気が出るラジオ】はこちらの回。
家事をしながら、仕事の合間に、移動中に。
ながら聞きでどうぞ(^^)/


ラブレターを貰って、天命にぶん殴られた日の話。
実はまだある笑
とんでもなく長くなってしまったので、次回に続きます(^^)/


最後までお読みいただきありがとうございます。スキやフォローしていただけると猫のようになつきます(^^)/