オフィスに埴輪がやって来た!
ここ数日、『古事記』や『日本書紀』に関する本を読んだり、オーディオブックを聴いていたりしていた。
『日本書紀』垂仁紀には、野見宿禰が日葉酢媛命の陵墓へ殉死者を埋める代わりに、土で作った人馬を立てることを提案したとあり、これが埴輪の起源なのだそうだ。
以来、古墳の憤丘や造り出しなどに立て並べられた。
殉死って…。すごすぎるorz
そして、3世紀後半から6世紀後半にかけて造られ、前方後円墳とともに消滅した。
埴輪は、以下の2種類に大きく区分される。
①円筒埴輪
②形象埴輪
家形埴輪、器財埴輪、動物埴輪、人物埴輪
また、埴輪と土偶は似て非なるもの。
土偶は、縄文時代に使用された、人物や動物の形状の土製品のことだ。
特に、乳房や臀部を強調した女性像が多い。
出産や豊穣、悪魔払いなどの呪術的な用途で使用されたようである。
ググれば更に詳しく出てくるので、ご興味のある方はご参照を。
で、本題。
我がオフィスに埴輪がやって来た💕
地元大田区山王で創業45年になる益子焼専門店のディスプレイに飾られていて、一目惚れしてしまった(*´꒳`*)
お店のオーナーに聞いたところ、益子に埴輪専門の窯があって、そこから卸しているそうだ。
いわゆる「踊る人々」という男女の埴輪の男のほうのレプリカ。
某ネットショップでは倍の値段がついていた。
むっちゃリーズナブルで驚いた。
そして連れ帰ってきた。
まさか地元山王に埴輪がいたなんて!
町をちゃんと歩いてみるもんだ。
新型コロナウィルスという疫病が流行しているこの世の中が、どうぞ安寧な状態になりますように。埴輪にそうお祈りしている。
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