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【個人的考察】WEBデザイナーってどんな事してるのだろう?

皆さんこんばんは。 Mon Webの楠本(@MonWeb3)です。

少し前まで一人の方(Aさん)のメンターをやっていました。 
目標は「WPのサイトをゼロから構築する」に設定して、約半年間(回数にして25回程度)で完了することが出来ました。

その時に自分が感じた「WEBデザイナー」という職業の認識のズレを感じることがありました。 

今回はその時に感じた思いと自分が思う「WEBデザイナー」というお仕事について書いてみようと思います。


1.コードをかけてもサイト制作をする事は難しい。

これはAさんが最初に言っていたのですが、「コードが書ければサイト制作はできる」と言っていました。
これは間違いではないのですが、落とし穴があります。 

ここで確認しないといけないのは、
・今後一人でサイト制作を行なっていきたいのか?
・他の誰かと共同でサイトを作っていきたいか?


こちらをしっかり確認しないといけません。

自分の認識は、
・全部一人で作る→WEBデザイナー
・誰かと共同で制作する→コーダー


と思っています。

今回は「WEBデザイナー」という事で書いていますので、全部一人で作る方がWEBデザイナーに当てはまると思っています。

「デザイナー」という言葉が付くように少なからずデザインツール(IllustratorやXD、Figma等)の操作を出来ないといけません。 

それはなぜか?

それはサイトで使う画像のデータを自分で書き出さないといけないからです。

例えばデザインが出来なくて他の方がデザインしたカンプデータ(完成の見た目のデータ)をいただくとします。 その際に自分がどのように構築するか考えて、素材を書き出す必要があります。

Aさんは元々オンラインプログラミングスクールを受講されていて、その後に自分の所に来たのですが、素材を自分で書き出す事は必要がないと思っていました。 それはスクールの中で素材があらかじめ用意されていて、コードにそのまま埋め込めばOKだったからです。


2.実際に一人で制作する時にはどのような手順で制作しているか?

実際にサイト制作のざっくりとした手順としては、

1.ヒアリング
2.デザイン制作
3.カンプデータから素材書き出し
4.コーディング
5.テストアップ
6.納品


だいたい上記の手順で行なっています。(細かいところは割愛させていただきます)

なのでAさんはプログラミングスクールでは4.の部分のみを勉強されていたという事がわかります。 またプログラミングスクールの謳い文句も相まって「コードが書ければサイトが作れる」と思っていたのだと知る事が出来ました。

コードは書けないとサイトを作る事は出来ないが、その他の部分を曖昧にしてしまっているのが自分としては歯がゆい気持ちになりました…


3.ここから自分が感じた事

最近SNSの中でも「WEBデザイナー」という職業に関する事の認識が違って受け取られていると感じています。 「副業としてすぐに稼げる」なんて事はないと自分は思っています。(案件獲得から生活できるようになるまでかなり自分はかかりました…)

パソコン一つで仕事をするには敷居が低く感じられると思いますが、細かい所まで網羅するにはかなり時間はかかると思います。 
お客さんからは「サイト制作についてはなんでも知っている」プロとして対応をしていくので、「自分の出来る事・出来ない事を明確にする」事も重要になってきます。


なので自分の中では微力ながら現場からの本音をどんどん発信していこうと思っています。 それをする事で今からWEBデザイナーを目指す人たちが挫折しないようなアドバイスになればいいかなと思っています。

今後も少しずつではありますが発信していきますので、良ければ引き続きご覧いただければと思います。

それでは、また!

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