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『わたしの旅ブックス』シリーズ紹介 2

『わたしの旅ブックス』シリーズとは

各分野で活躍する著者が「旅」をテーマに綴る読み物シリーズ『わたしの旅ブックス』は、人生を豊かに彩る旅の魅力と醍醐味を一人でも多くの人に伝えることを目指し、紀行、エッセイ、ノンフィクションなどのジャンルで刊行しています。

これからも様々な著者が多彩な「旅」を綴っていく予定ですが、これまでに刊行したシリーズ、36冊を紹介していきます。


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2回目は、河合敦さんの『旅する歴史家』から、椎名誠さん『わが天幕焚き火人生』/森井ユカさん『旅のアイデアノート』/常見藤代さん『イランの家めし、いただきます!』/山口由美さん『考える旅人 世界のホテルをめぐって』/久保よしみ(チャルカ)さん『東欧 好きなモノを 追いかけて』までの6冊を紹介します。



『旅する歴史家』著/河合敦

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数多くの著作を上梓し、「世界一受けたい授業」をはじめテレビ出演などで全国区の人気を誇る著者。
歴史家になるまでの半生を、旅になぞらえて振り返った著者初の自伝的エッセイ。
なぜ歴史に魅かれたのか、どのようにして夢を実現したのか、
そして今何を思うのか――。
幼少時代から50歳を過ぎた現在までの、歴史家ならではのユニークな視点が光る“旅(=人生)”の記録。
また、韓国、台湾、ハワイの歴史旅紀行も収録。歴史への熱い思いがあふれる一冊。全編書き下ろし。

目次
第一章 はじまりの旅
第二章 教師の旅
第三章 ルーツを探る旅
第四章 歴史作家の旅
第五章 歴史研究の旅
第六章 ハワイの旅
第七章 台湾の旅
第八章 朝鮮出兵の旅
第九章 小説の旅
第十章 これからの旅

河合敦
1965年東京都生まれ。歴史研究家・歴史作家。青山学院大学卒。早稲田大学大学院博士課程単位取得満期退学。27年間の高校教諭を経て、現在、多摩大学客員教授、早稲田大学非常勤講師を務める。高校教諭時代から数多くの著作を上梓。歴史作家としてこれまでの著作数は200冊を超える。また、講演活動も積極的に行い、『世界一受けたい授業』などテレビ出演も多数。『逆転した日本史』(扶桑社新書)、『日本史は逆から学べ』(光文社知恵の森文庫)、『歴史の勝者にはウラがある』(PHP文庫)など著書多数。


『わが天幕焚き火人生』著/椎名誠

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読み応えMAX!!
シーナワールド全開のエッセイ集
東京湾に面する遠浅の海岸。友人二人をひきつれて重いテントをはり、焚き火にあたりながら三人で毛布にくるまって夜を過ごした――著者の初めてのテント体験から今日までの “テント人生”をふりかえる『わが天幕焚き火人生』。表題作のほか、1983年のパタゴニアへの旅のマゼラン海峡航行の様子を描いた紀行文『マゼラン海峡航海記』など、単行本未収録のエッセイを多数収載。
シーナワールド全開の一冊。
*「マゼラン海峡航海記」の写真(著者撮影)を口絵に掲載!
*エッセイをひきたてる挿画は沢野ひとし氏が担当!

目次
I マゼラン海峡航海記
1.チリ海軍の砲艦に乗って 2.吠える海峡を越えて
II わが天幕焚き火人生
1.はじまりは海浜探検隊 2.秘密のブルーシャトー
III「なめんなよ!」とカニさんが言っている
1.泥蟹をほぐしながら 2.それでも地球はまわってる
Ⅳ さしたることもない日々に
巻末付録 交通事故顛末記

椎名誠
1944年東京都生まれ。作家、写真家、映画監督としても活躍。「本の雑誌」初代編集長。 『さらば国分寺書店のオババ』(1979年)でデビュー。『犬の系譜』で吉川英治文学新人賞を、『アド・バード』で日本SF大賞を受賞。 小説、随筆、紀行文、写真集など著書多数。近著に『世界の家族 家族の世界』(新日本出版社)、『われは歌えどもやぶれかぶれ(集英社)』など。


『旅のアイデアノート』著/森井ユカ

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世界を旅する雑貨コレクター・森井ユカが教える
本当に役立つ"旅のアイデア"100!
貴重品、チップ、保険、マナー、両替、Wi-Fi etc...
慣れない旅は不安が尽きません。
この本は、雑貨コレクターや立体造形作家として人気の森井ユカさんが、
国内外の旅行で体験したエピソードをもとに、
旅先で役立つ100のアイデアをイラスト入りでまとめた1冊です。
旅慣れた森井さんの愛用グッズや、
知っておけばグッと便利になるお役立ち情報などを多数掲載!
「最近、旅行したのはいつだっけ…」という人にも、
「旅をもっとスムーズに楽しみたい!」という人にも。
読んだ人から旅が快適になること、間違いなし!

目次
【本書に出てくる100のアイデア一覧】
あいさつ、雨、市場、一発芸、映画、SNS、LCC、オープンジョー、オーバーブッキング、お土産、おやつ、音楽、外国語学習、ガイドブック、懐中電灯、鍵、カバン、カメラ、観光名所、貴重品、機内食、機内での過ごし方、機内持ち込み荷物の中身、ギャンブル、空港、薬、靴、クレジットカード、携帯電話、経費・予算、化粧品、航空券の種類、コインロッカー問題、交通手段、コンシェルジュ、サイフ、酒、差別、サングラス、仕事、辞書、自動化ゲート、写真、食事、スキミング、スーツケース、ストップオーバー、スーパーマーケット、スリッパ、生理現象、セキュリティチェック、洗濯、大使館、タオル、タワー、チェックイン/チェックアウト、地図、チップ、ツアー、ティッシュ、TV、読書、時計、友達、ドライヤー、トラブル、入国審査、蚤の市、パスポート、PC、歯ブラシ、飛行機、ビザ、日焼け止め、文房具、服、風呂、変圧器、変換プラグ、防犯、保険、ホテル、本屋、マイレージ、マッサージ、祭り、窓側、マナー、ミュージアム、郵便、夜遊び、ラウンジ、リゾート、両替、留学、旅行記、レンタカー、ロストバゲージ、Wi-Fi、ワセリン

森井ユカ
立体造形家で雑貨コレクター。小さいものを作ることと愛でることを仕事にしている。2019年より東京と台北の2拠点生活を開始。 立体造形では粘土を使ったイラストレーション、キャラクターデザイン、漫画のキャラの立体化。 既成のキャラの立体化では『ポケットモンスター』『あたしンち』『おいピータン!!』など。オリジナルのキャラクターデザインでは『がすたん』(京葉ガス)、『ねんDo!』(アガツマ)など。 雑貨コレクターとしては国内外の日用雑貨や食品パッケージを収集し書籍化、また各メディアでの解説をしている。 代表著作に『スーパーマーケットマニア』シリーズ(講談社)。近著に『10日暮らし、特濃シンガポール』(晶文社)、『地元スーパーのおいしいもの、旅をしながら見つけてきました。』『旅と雑貨とデザインと』(ダイヤモンド社)、『IKEAマニアック』(河出書房新社)。有限会社ユカデザイン代表。

KIndle版


『イランの家めし、いただきます!』著/常見藤代

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ノンフィクション写真作家として活躍する著者が、
アポなしでイランの一般家庭を泊まり歩いた20日間の旅行記。
言葉が通じなくても快く迎え入れてくれる、おせっかいであたたかな人々との出会いと、それぞれの家でご馳走になった“家めし”をめぐる食紀行。食を通してイランのライフスタイルが見えてくる!数多くの著者撮影の写真とともに、コラムではイランの家庭料理のレシピを掲載。
見ごたえ読みごたえのある一冊。

目次
第1章 ヤズド
第2章 メイマンド
第3章 シャルジャン
第4章 シーラーズ
第5章 ヤスジ
第6章 ホラマバード
第7章 サナンダージとクルディスタン州
コラム 家めしレシピ

常見藤代
イスラム・エスノグラファー。上智大学法学部卒業後、取材のテーマを探してアジア・アフリカを放浪。その旅でイスラムの人々の温かさに感銘を受け、イスラムをテーマにすることを決意。以後20年以上にわたり人々の中で生活しながら、イスラム社会の魅力を伝え続けている。2003年よりエジプトの砂漠で一人で遊牧する女性サイーダと暮らす。2012年「第19回旅の文化研究奨励賞」受賞。著書に『女ノマド、一人砂漠に生きる』(集英社)、『女ひとり、イスラム旅』(朝日新聞出版)、『イスラム流 幸せな生き方』(光文社)などがある 。


『考える旅人 世界のホテルをめぐって』著/山口由美

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旅とホテルを主なテーマとするノンフィクション作家が、世界中を旅しながら考えたことを綴ったエッセイ集。
“ホテルの物語”を切り口に、深い知識と鋭い感性によって社会や時代を読み解く。
ホテルの物語を読む楽しさを提供し、知的好奇心を刺激する一冊。
オリンピック、アジア、箱根などテーマは多岐にわたる。
月刊『ホテル旅館』で好評連載中のエッセイを書籍化。
著者の曾祖父は、あの有名な老舗ホテル「箱根富士屋ホテル」の創業者。

目次
第一章 オリンピックの風紋
第二章 美しき日本への断想
第三章 アジアの風に吹かれて
第四章 南半球からのメッセージ
第五章 ホテルをめぐる物語
第六章 原風景への旅

山口由美
1962年神奈川県箱根町生まれ。慶応義塾大学法学部法律学科卒。旅とホテルを主なテーマにノンフィクション、紀行、エッセイ、評論など幅広い分野で執筆している。2012年『ユージン・スミス 水俣に捧げた写真家の100日』で小学館ノンフィクション大賞受賞。著書に『箱根富士屋ホテル物語』(小学館文庫)『帝国ホテル・ライト館の謎』(集英社新書)『百年に品格 クラッシックホテルの歩き方』(新潮社)など多数。富士屋ホテル創業者・山口仙之助は曾祖父にあたる。


『東欧 好きなモノを 追いかけて』著/久保よしみ(チャルカ)

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かん(勘)とえん(縁)を頼りに、ガイドブックに載らない場所へ!
チェコ、ハンガリー、ルーマニア…旧東欧の雑貨に惚れ込み、追いかけ続けて20年。
ガイドブックもない時代から通いつめ、蚤の市や文房具店を回ってきた
“東欧雑貨の第一人者”による買いつけ旅を綴ったエッセイ。
犬か猫かわからないぬいぐるみ、はげたガラスのボタン、日に焼けたノート…
ガラクタみたいだけど、たまらなく素敵なモノが東欧には溢れている。
変化してきた東欧の20年と、そこに暮らす人々の暮らしが見えてくる1冊。
ガイドブックなし、言葉も通じない国を旅してきた女性バイヤーの、
愛と情熱あふれる買いつけ旅日記。

目次
第1章 東欧に出会う・旅を仕事にする チャルカ ラブズ 東欧
コラム 相方の出産
第2章 旅を掘り下げる 東欧が好きって言いたくてしょうがない
コラム わたしの腕時計
第3章 旅に慣れる 東欧 ラブズ チャルカ
コラム ハンガリー製のきのこ雑貨の秘密
第4章 旅、雑貨を探すことの疑問
東欧の好きなものが減り、旅にも疲れてきたころに思ったこと
コラム パヴェルの息子のマルティン
第5章 再び耕す ものを売る意味を自分に問う
コラム お嬢さんがお母さんになると
第6章 旅の続け方 好きを探す
コラム パン屋とママとカモン

久保よしみ(チャルカ)
兵庫県出身。あちこちを旅する20代、フラワースタイリストを経て東欧輸入雑貨店チャルカを営む。チェコやハンガリーへ行くツアーも企画。東欧雑貨紹介の先駆けとして著書多数。『チャルカの東欧雑貨買いつけ旅日記』『チャルカの旅と雑貨と喫茶のはなし』『チャルカの東欧雑貨買いつけ旅日記2』『ハンガリーのかわいい刺しゅう』(すべて産業編集センター)、『アジ紙 東欧を旅する雑貨店チャルカの、好きで好きで仕方のない紙のはなし』(アノニマスタジオ)など。