ハリネズミさんのお風呂
ハリネズミと暮らしていると悩むこと。
ハリネズミさんのお風呂。
※我が家のハリネズミさんのお風呂に関しては、獣医さんから指示・意見をいただいた上で行ってます。
ハリネズミさんによっても異なると思うので、念のため…。
ハリネズミさんは野生下では水浴びをする生き物ではありません。
でも、飼育ゲージにいると、どうしても行動範囲も限られて、汚れが身体に着きっぱなし…。
汚れ落としに砂浴びゾーンを置いても蹴散らすのみ(笑)
それでも、多少は落ちているのかな?
野生下なら、雨の日に水がついたりして自然と汚れも落ちたりなんてこともあるでしょうが(想像)
飼育下だとそんなこともありません。
たまに、水飲みに足を入れてますけど…(慌てて取り替える。なぜ自分の飲み水を汚すのか…笑)
ハリネズミさんをお風呂に入れたほうがいい理由
・汚れによる皮膚のかぶれ問題
獣医さんから「おしりについた汚れを引きずってしまって、かぶれがおきている。」との指摘
・ハリの中に汚れやダニが住み着く可能性…
獣医さん曰く「ハリの中は暖かいし、汚れがもとでダニが住む可能性もある。また、汚れを放置することで抜けハリの問題も起きる」とのこと。
実際に、うちのハリネズミ(以下ハリたす)の抜け針が気になっていました。目につく汚れはありませんが、やはり密集したハリの中は見えないので、見えないところまではわからないとのことで…。
ハリネズミは、滑車を回しながら排泄して、そのままそこら中をうろうろするので、当然ながら全身に汚れがついてしまいます…。
じゃあどうやってお風呂にいれようか?という話
わたしが獣医さんからも聞いて試したのは、以下。
ネットや本にも出てくる基本的なことですが…
ちなみに…以前、ネットで「ハリネズミが足のつかないお風呂で一生懸命泳いでいる(溺れている)動画」を見たことがあります。(泳ごうとしている様子が可愛いとアップロードしたようですが、当然ながら当時批判されていました。)
人間だって、突然足のつかない海に落とされたらそうなると思います。それは、本当にかわいそうです。
…足のつく深さのお湯に入れるのは大前提です。
わたしは、ほぼ足湯にしてます。
汚れてきたな〜と思ったら、大きめの洗面器に35度くらいのお湯を張って、足湯をさせます。一センチ程度のお湯の中を歩いてもらうイメージです。
そこで軽〜ーくお腹の方もちゃぽちゃぽ洗ってあげる感じです。
それでも結構汚れは落ちます。
全身洗うときも、「お風呂(洗面器)にお湯を張って、入れる」ことはしません。
風邪をひかないように真冬以外の天気の良い日に、
足湯+αくらいのお湯を洗面器に入れて、
背中にそーっと手でお湯をかけてあげる感じです。
ハリたすはお湯をいやがって、突然こちらに顔を向けたりします。その際に誤って顔にかけて、鼻から気管支にお湯が入らないように、顔はそっと片手で覆っています。
うちのハリたすはとにかく足湯もお湯も嫌いで、毎回大暴れ。
それでもかぶれ予防に仕方なく
心を鬼にして…(いて、ハリで刺された…)
お風呂上がり
100均のペット用タオルが本当に使いやすいので、こちらを利用しています。
フリース素材で、両手を入れる袋があり、抱っこできる仕組みになってるんです。
ハリたすはとにかくハリを立てて怒っているので、
ペット用タオルを二重にしながら、優しくお腹とハリの水滴をとります。
(いて!!!刺された!!引っ掻かれた!!!)
ある程度拭き終わったら、ドライヤー。
ドライヤーを普通に使うには暑すぎるのと、片手でドライヤー、片手でハリたすを持つには、また引っ掻いて大暴れして危険なので(ハリたすを落としたりしたら)
ドライヤーを横向きに、洗面所の台に置きます。
ハリたすを抱っこして膝立ちのまま、ちょうど良いくらいの温度のところまで行き、温風を当ててあげます。
このくらいになるとようやく大人しくなります…。
巣に戻す。
乾いたのをそっと確認して、巣という名のゲージに連れ戻します。わたしをちらっとみて、ふしゅと鳴いてさっさと巣に戻るハリたす。
あっさり忘れたようにリラックスモード。
ちなみにわたしはこの後、ハリたすの巣を手洗い、お風呂場と洗面台の片付けと掃除、ハリたすをふくのに使ったタオルなどの洗濯、おまけに引っ掻かれた箇所にマキロンをかける作業があります(笑)
…かわいいからよし!!(笑)
お風呂の入れ方などは、ハリ主さんやハリネズミちゃんによっても違うので、迷ったら獣医さんや専門家に相談してみてください〜。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?