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カナダ発!世界で一番おいしいかもしれないメープルバターを自作してみた

カナダ・ケベック州のメープルシロップは世界の生産量の約70%を占める。その中でもケベック州の中央部Bois-Franc地区は、良質のメープルシロップ生産地として有名。だから、この地区の製品が世界で一番美味しいメープルシロップということになる。幸運なことに、我がパートナーの友人がこの地区出身なので、彼女を介して生産者から直接分けてもらっている。

5年前、メープルシロップのグレード表示が変わった。

左からゴールデン、アンバー、ダーク、ベリーダーク
Maple Syrups - Maple Syrup Grades Quebec

以前はゴールデンをエクストラライト(一番搾り)ライトと2種類に分けていた。収穫時期によって色や味に違いが出てくる。Bois-Franc地区では、今でも昔の方法で分類しているので今年も一番搾りが手に入った。色が薄くてさっぱり味なのでジャムやソルベに最適!我が家のパンケーキ用にはアンバーに近い色のライトがいい。

メープルバターも購入した。メープルシロップをさらに煮詰めたもので、
乳製品や砂糖などは一切入っていない。

本物のメープルバターは
100%メープルシロップ

メープルシロップはスーパーで売っていても、メープルバターは輸入品を取り扱っているところ、または通販でないと手に入らないかもしれない。
中には何かを混ぜ合わせて『メープルバター』と銘打っているものも存在している様子。紛らわしい名前が付けられているので、購入前に原材料を必ずチェックして欲しい。


本物のメープルバターは、本物のメープルシロップがあれば自作できる。

1.鍋に入れたメープルシロップを弱火で110度くらいまで熱する
2.火から下ろして、鍋を氷水にあてて20度くらいまで冷ます
3.白っぽくなるまで混ぜ続ける

やってみた。
駄菓子の水あめを白くなるまで練るのと同じはず。

懐かしい水あめ

空気を含ませるように混ぜてはみたものの、10分経過してもクリーミーにならず手がだるくなってギブアップ。ガラスの容器に移して冷凍庫に入れていたら水あめ状になった。

まさにこんな感じ

完全に失敗した。再チャレンジもなし。
メープルバターは買ったほうが○




本物のメープルバターを作ってみたい方は、こちらの動画をお勧めします。


かき混ぜ15分後(動画の4:48~)がベストの状態で、その1分後は固すぎ。そうなった場合は、メープルシロップを加えればいい!(はず)



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