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グリーンアスパラの究極の食べ方

カナダ・モントリオールの春一番の便りはこごみ。

旬の期間は1ヶ月半くらいで意外と長い。

こごみを食べて春一番を感じたら、次に出てくるのがグリーンアスパラ。
ヨーロッパではホワイトアスパラが主流だけれど、わが街ではグリーン!
長い冬に飽き飽きしての春の味覚なので、白いものはもう見たくないのかもしれない。

ジャンタロンマーケットには緑・白のアスパラが仲良く陳列されている。が、よく見ると白アスパラは輸入品なのでグリーンアスパラ一択。
小指よりも細いものから親指大のものまで。頭がぎゅっと閉じたものを選ぶのがコツ。

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究極のグリーンアスパラの食べ方

重要ポイント:買ったその日のうちに食べる

1.アスパラの根元は自然にポキっと折れるところで切り離す
(根元に近い固い部分は、細かく刻んで別の料理に使う)

2.はかまを取る(取らなくてもいい)

3.長いまま蒸す(蒸しあがりは蒸気の匂いで判断する)

4.好みの塩をつけて手で食べる

以上!


日本で買った美味しい塩が切れてしまったので、今年一番のアスパラは
こちらの塩で食べてみた↓

カマルグのフルール・ド・セル(fleur de sel)
大粒の天然塩で塩の花ともいう

おいしーーーい!
日本にいる頃はマヨネーズやドレッシングをつけて食べてたけれど、アスパラの頭の部分にお気に入りの美味しい塩をちょんちょんとつけるだけのほうが美味しいことに気がついた。蒸したてアスパラを指でつまんでもぐもぐ。
まさにシンプルイズベスト♪

グリーンアスパラは、地元ケベック州産だけを買うと決めている。
旬はこごみよりも短くて1ヶ月程度だけれど、こごみと同様アスパラも冷凍しない。毎年、同じ季節に緑鮮やかなこの野菜が戻ってくるのを楽しみにしていたいから。
来年も食べられるかどうかは誰にもわからない。それでも、春、夏、秋、冬、そしてまた春が巡ってくるのをじっと待つ。
時の流れを身体で感じるための大切な儀式だと思っている。



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