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住宅街に置かれた小さな本箱~マイクロライブラリーに寄付をする~

小さな図書館マイクロライブラリー

小さな図書館(ちいさなとしょかん、英語: Little Free Library) は、地元の地域社会の人たちに小さな箱に収められた本を無料で貸し出すというアメリカ合衆国および他国にも広がっている非営利の運動である。マイクロ・ライブラリーと呼称されている。

ウィキベディア

5年ほど前から、カナダ・モントリオールの住宅街でも手作りの小さな本箱を見かけるようになった。スーパーや本屋さんの前に置いてあったりする。
ただ、ウィキペディアの説明とは違って、貸し出しではなく交換している。ぶっちゃけ、持ち帰るだけの人もいれば、要らなくなった本を置いていくだけの人もいる。


数年前、我が家のお向かいさんが庭先に小さな図書館マイクロライブラリーを設置した。
歩道は両側にあるものの、車は一方通行の静かな通りで目立たない場所。
利用する人なんているだろうか?と思っていた。

始まったばかりの頃は、立ち止まる人はほとんど見かけなかった。けれど
コロナ禍になってからは、思いのほか利用者が急増した。本箱の中に数冊だけしか入ってないこともある。そこで、我が家にあるもともと処分したいと思っていた本を寄付することにした。

最初にフランス語で書かれた料理関連の本を数冊。翌日には全部消えていた。また追加しておいたら、1冊を残して全部なくなっていた。
試しに英語で書かれた本や使わなくなった辞書を置いても結果は同じ。思っていた以上に利用者が多かった。

寄付した本を誰かに持ち帰ってもらえると素直に嬉しい。読まなくなった本をただ所有するよりも、誰かに読んでもらったほうがいい。
今回のことをきっかけに、暖かい季節になったらガレージセールをやってみようかとパートナーと話している。

使えるうちに手放す。
次の人が使って生かす。

今から身の回りを少しずつ身軽にしていきたい。
こうしていると、なんだか次世代交代している気分。






2022年3月7日追加

いつも交流させていただいているMayumiさん。ご自宅の庭で月に2回図書館をオープンされています。


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