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モンテディオ山形が運営する『U-23マーケティング』とは

有り難いことに『U-23マーケティング部』に関する問い合わせを多方面からいただきます。反応をいただけることは非常に嬉しいことですが、この活動は全体像を見えていないと間違った捉え方をされてしまうケースもあります。

この事業/プログラムは、「クラブの顧客獲得」のためだけでもないですし、「若い人に地方に興味を持ってもらいたい」わけでもありません。社会で活躍できる人材をどれくらい輩出できるのか?つまりは、プロスポーツの価値を活用した人材育成プログラムということです。
経産省が提唱する「人生100年時代の社会人基礎スキル」というものがあります。項目をみてみると、プロスポーツチームを通して養えることが多数ああると感じました。
実際に1期生として活動した学生は、その後就職活動で多くの内定を獲得したたり、企業のインターン先/春からの就職先で活躍したりと、ここで身につけたものをいかんなく発揮してくれています。
クラブは観客動員数を増やしたい、自治体は若い人の流出を防ぎたい。それはそうなのですが、自分たちのエゴで学生の貴重な時間を奪ってはいけません。学生が成長することにコミットすることが、クラブにも地域にとっても回り回って一番良いと考えています。
そこが間違って伝わってしまうと、ただ学生をリソース保管として充てがチープな活動になりかねない。それを危惧して、改めて活動内容をオープンにしました。なにかの参考になれば嬉しく思います。

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