山﨑 蓮

Jリーグ・モンテディオ山形 マーケティング部・運営部の統括補佐しています|株式会社HA…

山﨑 蓮

Jリーグ・モンテディオ山形 マーケティング部・運営部の統括補佐しています|株式会社HAMONZの代表取締役でもあります

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平日デーゲーム「エデュケーショナルデー」はクラブの可能性を広げた

平日デーゲーム「エデュケーショナルデー」。観客動員数は6,432人。 多方面から反響をいただく興行となったこの日のことを振り返りたいと思います。 エデュケーショナル開催の背景は別noteでもまとめているのでそちらをご覧ください。今回は補足的な要素も組み込んでいます。 構想は昨年末にスタート 2023シーズンの集客計画をしていた時、代表の相田から「平日昼間にエデュケーショナルデー」をやってみないか?という打診がありました。 高校生マーケティング探求しかり、U23マーケティン

    • 成長と絆の10ヶ月「U-23マーケティング部2期生活動終了と新たなスタート」

      今年で2期目となった『U-23マーケティング部』。 10月6日に行われたU-23プロデュースデーをもって活動が終了しました。 目標である来場1万人をこえ、勝利をもってそれを祝えたことは良かったなと思っています。 最終セレモニーでは、「悔しかった」「辛かった」「でも今までで一番頑張った」「本物の仲間ができた」そんな言葉を学生が口にしていました。 U-23マーケティング部は、モンテディオ山形のマーケティング活動を通して人として成長するプログラムです。 1期生にも、2期生にも一

      • 僕が『モンテディオ山形 U-23マーケティング部』の活動にこだわる理由

        いよいよ、来週末(10月6日)にU-23プロデュースデーが行われます。U-23マーケティング部の目的や活動についてはこれまでもSNSやnoteで触れてきましたが、僕個人として、この活動に熱量を注いでいる理由はあまり発信していなかったので改めて言葉にしたいなと思いました。 なので、今日はちょっと番外編です。 残念ながら子どもの成長は親の影響によって左右される僕は、14歳の時に父親がいなくなり、家を失いました。細かいことは書けませんが、そこから生活は一変し、母親一人こども3人の

        • モンテディオ山形の観客動員数はなぜ伸びているか?「小手先だけのテクニックやスキルでは何も変わらない」

          やっていることや思ってることをもう少しライトに日記形式で発信したいと思いnoteに投稿します。Xだとこれまたライトすぎて文字オーバーしてしまうので、noteで文字数少なめに書いていきます。 (こういう表現意味ないと思いますが、個人の見解です笑) 右肩成長の平均観客動員数 Jリーグ全体の平均観客動員数も昨年対比で成長しているチームが多いので、モンテディオ山形だけが特別というわけではない前提でお話します。 ご覧の通り2020年のコロナ禍以降、観客動員数は右肩で成長し、2023

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          モンテディオ山形の「おもしろさの幹」は何か

          新規のお客様を増やすためには、サッカーだけで人を呼ぶことは難しいと思ってマーケティングをしてきましたし、それが間違っているとは思いません。 では、モンテディオのおもしろさって何なのか?その幹の部分を問われるとなんと答えるのか。 マーケティングの観点で考えるとこんなワードがよく出てきます。 「選手に会いたい」 「地元を盛り上げたい」 「友だちと共通の話題がほしい」 「スタジアムの雰囲気を味わいたい」 「ビールが飲みたい」 「こどもとおでかけしないといけない」 これらは不

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          高齢者が増えることは本当に課題だけなのか?|『Over-60 モンテディオやまびこ』はJリーグクラブと高齢者の可能性を広げる

          高齢者が増えることは本当に課題だけなのか 2024年、モンテディオ山形は新たな挑戦として『Over -60モンテディオやまびこ』を発足しました。文字通り、60歳以上を対象にしたコミュニティです。 山形県は高齢化率が進み、全国でも5番目に高い県となっています。高齢化による、医療・介護サービスの需要増加、公的財政への負担増などが問題視されています。一方で、「高齢化」という括りが課題として認識される傾向にあり、高齢化を課題や脅威ではなく、機会と捉えて行動するケースはまだまだ少ない

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          「U-23マーケティング部」を通して、Jクラブが見つけた若い世代との共創の形とは

          今年1月に発足したU-23マーケティング部。総勢40名の学生と、約10ヶ月間、合宿や試合を含めた40回300時間に及ぶプログラムを走り抜けました。 最終課題となった「U-23プロデュースデー 青春スタジアム」を終え、改めてこの活動を振り返りたいと思います。 ▼U-23マーケティング部とは U-23マーケティング部(U-23)とは、23歳以下の学生を対象にしたマーケティング組織のことです。約40名の学生が参加し、毎週木曜日や試合日に活動を実施しました。 詳しくはこちらの記

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          コロナで失った「青春」をJリーグの舞台で取り戻す 〜U23マーケティング部最後の挑戦〜

          今年の1月に創設した23歳以下の学生マーケティング集団「U23マーケティング部」。10ヶ月間、合宿を含む年間40回をこえる活動もいよいよラストスパートを迎えます。 U23マーケティング部についてはこちら 本日正式リリースにあった通り、活動の集大成となるプロデュースデーは10月8日に開催されます。 その名も「青春スタジアム」 今在籍しているU23の子たちは、コロナで「青春」を失った世代です。 学園祭も、部活のインターハイも、修学旅行も、休み時間に思い切り笑うこともできな

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          なぜ、モンテディオ山形は“平日のデーゲーム開催”を選んだのか?

          2023年5月17日に行われる大分トリニータ戦は、エデュケーショナルデーと題し、クラブとしては初の試みとなる「平日デーゲーム」での開催となります。 コンセプトは学びとエンタメの融合。 賛否両論、様々なご意見を頂戴しますが、今回の開催にあたってはいくつかの課題認識と目的を持って実施しています。 Jリーグ観戦とこどもにおける課題に着目 18、19歳の観戦体験でBリーグがJリーグ上回る 若年層のJリーグ離れが進んでいます。先日、発表された笹川スポーツ財団の直接スポーツ観戦状況の

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          40人の学生が本気を出す場所「U23マーケティング部」とは

          Jリーグ・モンテディオ山形では、2023年の1月から「U23マーケティング部」を発足し活動をスタートさせました。今日はそのU23マーケティング部の成り立ちや目的について書きたいと思います。 40名の学生が本気でマーケティングに挑む U23マーケティング部(U23)とは、23歳以下の学生を対象にしたマーケティング組織のことです。現時点で40名の学生が参加をしており、毎週木曜日の活動日には、講義やワーク、プレゼンなどを行っています。活動日以外でもオンラインコミュニケーションツ

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