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「世代や性別、住んでいる場所……、価値観を認め合いながら、誰もが一緒に笑える社会をつくる」|モンテディオ山形SDGsコーナー体験記

4月3日に行われた第8節の再試合となった8月31日、ファジアーノ岡山戦。競技規則の適用ミスがあった、前半11分の時点から再開するという、珍しい試合が行われました。

全国的に人気急上昇中のモルックが再び登場

芸能人のプレイヤーが増え、日本全国で盛り上がっている「モルック」。モルック棒と呼ばれる木の棒を、スキットルという1〜12の数字が書かれた木製のピンに向かって投げる競技です。2本以上倒れた場合は倒れた本数、1本だけ倒れた場合は書かれている数字が得点となり、50点を目指します。1点でもオーバーすると25点からやり直しになるため算数の要素があったり、相手チームが倒しにくいように戦略を立てる必要があったり、やればやるほど奥が深いスポーツです。

同コーナーには何度も登場しているため、ルールを知っている参加者も多く、設置されたセットを自由に使って家族や友達同士で楽しんでいました。草むらでの体験会のため、投げたモルック棒が思うように転がらないなどもありましたが、狙ったスキットルが倒れたときには大きな歓声が上がっていました。

他サポーターも注目!? SDGsコーナーで育まれる交流

この日、ユニバーサルスポーツ体験コーナーで出会ったのは、モンテディオ山形でも、ファジアーノ岡山でもなく、20数年来、湘南ベルマーレのサポーターをしているという方でした。今回は「なかなか見られない、珍しい試合だから」という理由で、わざわざ東京から山形まで観戦にいらしたとのこと。試合開始までの時間を持て余していたところ、ユニバーサルスポーツ体験コーナーで実施していた「モルック」を見つけ、立ち寄ってくださいました。
以前から興味があったそうですが、この日がモルック初体験。ルールを教わった後は、コーナーを担当していたスタッフや参加者とモルックで対戦し、ときには初体験の参加者にルールを教えるなどしながら、モンテディオ山形サポーターと交流を深めていました。

一人ひとりができる社会貢献。知る機会となるSDGsブース

SDGsブースにもたくさんの方に来ていただきました。最近はスタンプカードが埋まった方も毎回、たくさんいらっしゃいます。初めて達成したという方もいれば、2周目がまもなく埋まるという方も。進捗はさまざまですが、それだけたくさんの方がSDGsブースやユニバーサルスポーツ体験コーナーに足を運んでくださったということ。スタッフやボランティア学生と交流し、話し込んでいる場面もよく見かけます。

SDGsコーナーでは、たくさんの資料が設置されていたり、体験型のワークショップを開催したり、さまざまな取り組みが行われていますが、今回のユニバーサルスポーツ体験コーナーのように、チームの枠を超えて楽しんでいる姿もよく見られます。
応援しているチーム、住んでいる場所、年齢、性別に限らず、まずは一緒に笑い合い、理解を深めることが、持続可能な社会へ歩みを進めるために必要なことなのかもしれません。

2022モンテディオ山形SDGsコーナー体験記 vol.16
2022/8/31(Wed)
第8節
vs ファジアーノ岡山

ライター
松田 陽


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