「プロサッカーチームの力で山形が誇る技術を将来に受け継ぐ」| 2024SDGsコーナー体験記vol.11

貴重な技術を未来につなぐ

株式会社伊勢半本店が、山形県のシンボルである、「紅花」から作られた紅を使って、フェイスペイントと口紅を参加者に施すイベントを開催しました。江戸時代から続く、日本で最後の紅製品を体験できるということで、多くの参加者がブースを訪れていました。伊勢半本店の島田さんは「紅花の生産農家さんと紅を作る職人は減少し続けている。この素晴らしい花と製品を多くの人に知ってもらい、未来に残していくために今回出展した。」と話していました。スタジアムの中には顔に模様を付けた子どもたちが多くいました。その子達が大人になったときに、紅花からできた化粧品の存在を思い出すことでこの貴重な技術が生き続けていくのだと感じました。

心身の健康チェック

山形医療技術専門学校が、ストレスと体組成をチェックするイベントを開催しました。そこで使われたのが、唾液からストレスの程度を測定する器械と、InBodyという体組成計です。どちらも比較的短時間で測定が完了するので、気軽に体験することができます。山形医療技術専門学校の福田先生は「今日はガールズデーだが、女性は加齢と共に体重が増加し、膝や腰を痛める可能性が大きくなる。スタジアムに来たついでに、自分の心身の状態についてよく知り、健康に生き続けてほしいと思い、この企画を考えた」と話していました。長く生きるだけではなく、健康寿命を延ばすためにも、自分の体と向き合ってみましょう！

美容師の卵達が子どもたちを笑顔に！

山形美容専門学校の教員と学生達がネイル･ボディペイント･ヘアアレンジのブースを出展しました。子どもたちを中心に、多くの来場者がメイクアップを楽しんでいました。先生は「多くの人に楽しんでもらえて良かった。学生のレベルアップという目的も達成できたと思う。」と話していました。ヘアアレンジを施された子どもは「自分ではこんなに上手にできないので嬉しい。」と話していました。来場者にとっても、主催者にとっても意義のあるイベントでした。

モンテディオ山形SDGs体験記vol.11
2024年7月6日(Sat)
第23節
VS 栃木SC

ライター：佐藤修平

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