【接客】お客様から「実は・・・」引き出す技術・増子 薫【対談】
日本一美容師が働きたい美容室をつくるというビジョンを掲げ、子育てしているスタッフさんにも優しいサロンを経営している増子さん。
21歳でスタイリストデビューし、23歳では既に店長をされていたそうです。(すごく早い。。。)
若い頃は自信もなく、他人からナメられないように人からの視線ばかりを意識して、売ることばかりを考えていた増子さんですが、お客様からのクレームやなかなかお客様がリピートしない現実を突きつけられ、改めて自分自身を考えざるを得なくなりました。
当時を振り返ると、お客様本位ではなくお客様を自分の型にはめるように接客をしていたけれど、今はお客様の立場になって考えるようにしているそうです。
そんな増子さんが大切にしているのは「接客をしない」接客。
自分の身近な人、自分の母親の友人、いとこの友人、親族の友人というイメージで接することでお客様の立場にたつポイントだそうです。
お客様がどのように、なぜご来店してくださっているのかを考える接客する。その場しのぎの接客では、必ずお客様へ思いは伝わってしまう。
お客様への接し方あり方を改めて考えさせていただいた対談でした。
▼対談者のプロフィール▼
【名前】
増子 薫（ましこ かおる）
■経歴
s56.6.3
福島県出身
初めて行った美容室で自分の思ったヘアスタイルとかけ離れたスタイルになり、自分で自分の髪を切った。こんなふうに悩んでいる人多いんじゃないか？そんな事から興味を持ち、高校卒業後、山野美容専門学校の通信科に通いながら西新宿のサロンで美容師人生のスタートを切る。そのサロンで8年勤務後、NYに渡り日本の技術の高さに改めて気づく。
その後、2店舗を経て、
荻窪にamani enを創業、社員7名、現在8年目。
髪のお医者さんとして現役医師と提携し、医学を基にした美髪メニューを提供している。
■実績
創業して2年が過ぎた頃、社員の不仲から会社の人間関係が悪化、退社が続き、離職80%、そこから経営学、コミュニケーション学を学び、直近5年間離職0%
業績も167%UP、人間関係も良好になり、働きやすい環境を整備し、杉並区から【子育て優良児業者表彰】で最優秀賞を受賞。その実績を通して、JPSA日本プロスピーカー協会の認定ベーシックプロスピーカーとして講演活動も行なっている。ビジョン『髪で笑顔を創る』『日本一美容師が働きたい会社を創る』
増子薫｜Facebook
https://www.facebook.com/Kaoru.x6x3.koba
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