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2歳5ヶ月〜成長記録〜

「ドッ、ドッ、ドッ。赤ちゃんの心音が落ちています。帝王切開に切り替えます」


私が流産してしまったことをきっかけに、妊娠と出産にとても興味を持った娘。

毎日のように出産のシミュレーションをしています。

生まれてくる赤ちゃんの役のこともあれば、医師役をすることもあります。

赤ちゃんが生まれるまでを描いた絵本の内容をもとに、経膣分娩をしてみたり、帝王切開をしてみたり。

セリフまでなかなか本格的で笑ってしまいます。

「心音が落ちているってどういうこと?」と娘に聞いてみると、

「心臓がゆっくりなの。赤ちゃんが苦しいってこと。」と言うので、意味も理解しているようです。

そんな娘の成長を記しておきます。

・菅田将暉くんの「虹」の歌詞をすべて覚えてしまいました。
娘の出産を動画で記録していたのですが、その動画にこの「虹」という曲を使っていました。動画を繰り返し見るうちに、歌まですっかり覚えてしまいました。
音程も大分しっかりしてきて、一生懸命歌う姿がとても可愛いです。

・ダンボールハウスをつくりました。
大きなダンボールでおうちを作りました。
娘が立って入れるほどの大きさに大喜び。

・ジャガイモ掘りや、グリンピースの収穫をしました。
我が家は半年前から市民農園で畑を借りています。そこで出会った方の畑で収穫体験をさせてもらいました。
自分たちで育てたお野菜を収穫して食べることも、もちろん楽しいのですが、皆さんが娘のことを温かい目で見守って下さることがとても幸せです。

・じいじばあばとお留守番できました。
友人の結婚式の間、じいじばあばに遊んでいてもらいました。
私が式場に行く前は大号泣でしたが、離れた後は児童館や公園で楽しく遊べました。
途中泣きそうになると、何度も大きな声でお歌を歌って自分を元気づけていたようです。

・傘デビューしました。
自分で選んだ傘を何度も開いたり閉じたり、とても嬉しそう。
これから雨の日のお散歩がさらに楽しくなりそうです。

・犬を触れるようになりました。
上五島にある民泊つばき亭の看板犬、タロウさんのおかげで、犬を怖がらなくなりました。
タロウさんをなでたり、話しかけたりすっかり仲良くなっていました。

・ひな祭りを楽しみました。
ずっと楽しみにしていたひな祭り。
当日は自分でケーキ屋さんに電話をして、ケーキを注文しました。
これからも元気に成長してほしいです。

・初めてお友達とお別れしました。
一緒にリトミックに通っていたお友達が引っ越すことになりました。
"お別れ"ということは理解したようで、「会えなくなっちゃうの寂しいな」と言います。
フェリー乗り場までお見送りに行くと、最後まで一生懸命に手を振っていました。
まだお友達と一緒に遊ぶことはしない娘ですが、心のなかではしっかり"友達"という気持ちを持っていたようです。

・意思がはっきりしていて、「保育園には絶対に行かない。3歳になったら幼稚園に行く。それまではお家でお母さんと暮らす。」と言っています。
月に一度のプレ幼稚園が楽しかったようなので2歳半から幼稚園に行かせるか迷いましたが、3歳まではお家で一緒に過ごしてもらうことにしました。

・国際交流をしました。
私が以前勤めていた薬局のお手伝いをするために五島列島まで行きました。
内容はニューメキシコ大学から来る留学生の実習の補助。
拙い英語でなんとか説明をする私に対し、Thank you.   peek-a-boo など自分の知っている単語を駆使して、和やかな雰囲気を作り出す娘に、「コミュニケーションってこういうことだよ」とお手本を見せてもらった気がします。


五島列島は結婚してすぐに住んだ場所です。
4年ぶりに来島したのですが、とてもあたたかく迎えてもらいました。
昔のことを思い出してまた働きたくなったり、オーストラリアに滞在していた頃のように海外に飛び出したくなったり、コロナ禍もあいまって小さくなっていた世界が広がっていくのを感じました。

どんどん成長していく娘のそばで、自分はどのくらい成長できているのだろうか。

母親としてどんな姿を娘に見せたいだろうか。

そんなことを改めて考え直すきっかけになりました。


いまの私にできることは、娘との一瞬一瞬を大切に過ごすこと。

娘の小さな手を握っていられるこの時を大切にしたいと思います。


実習中、ドローンがお薬を運んできてくれて大喜びの娘

















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