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教職課程を半分以上修了してたけど、辞めました

おはようございます。もんです。

私は大学3年生で、教職課程の授業を取っていました。しかし、タイトルにある通り、教員免許取得を諦めることにしました。今日はその理由と、その決断のメリットとデメリットについて話そうと思います。

教職課程を辞めた理由

私、両親が教師でして。「教職課程も資格取れたらいいな、親も喜ぶし。」と思って取っていました。実際、親と教職関連の授業について話すときは嬉しそうでしたし、私も共通の話題ができて嬉しかったです。教職の授業、普通に楽しかったし。でも辞めました。

まず、辞めた一番大きな理由は、教職課程にあてる時間が惜しくなってしまったことです。もっと他にやりたいことがあるんです。でも教職課程を履修中の方はご存知のように授業がまあ多くて。そこで今後の人生とか残りの大学生活を考えた時に、教員免許を取るメリットが自分にとってそれほど大きくないと感じましたし、今後の人生で教員としてしたいことがそれほど思いつきませんでした。子どもに関わること、教育に携わることは大好きですが、教員という立場としてでなくてもいいなと思ったのです。

二つ目の理由は諦めに近いのですが、英語科の教員免許取得を目指しているなかで、英語を貪欲に学び続け、教えていくことに自信がなくなりました。対して話せないし、「話せるよう努力するだけのエネルギーを向けられない、他に頑張りたいことがある」、と思ってしまったのです。

大きくはこの二つの理由で、教職を諦めました。

この選択のメリット、デメリット

まずメリットから。

自分のしたいこと、学びたいことに割ける時間を得ました。これが一番大きいです。とりたい授業を、大してやりたくないイギリス文学の授業にあてなくてもいい(個人の好みの問題です。私の場合、ということです。)残り一年半の大学生活の中で、自分が学びたいと思っていることを存分に学びたいと思ったのです。

また、自分のやりたいことのために自分の決断で何かを諦めるという経験ができたことも、私にとって大きな財産です。今まで私は大事な決断をする時にいろんな人に聞いて、「あの人がこうしたから」「これは世間的にはこうだから」と判断を今までずっと人に任せてきました。その習慣のせいで私は自分のやりたいことを選んでいくのが怖くなってしまいました。

だけど、人の意見で決定する=人に決断の責任を押し付けるということなのかなと気づいてしまって。

自分で自分の人生に責任を持つ。だからいろんな人に頼ってもいいけど、最後は自分で悩んで自分で決める。それができるようになりたいのです。それが、自分が一番自分の人生に納得する方法だと思ったからです。

今回の決断は、今まで人に判断を任せてきた自分が、その殻を始めて敗れたタイミングなのかなと思っています。

次にデメリット。

一つのことをやりきるという経験、そして一つのプロフェッショナルになるという経験ができるチャンスを失ったと思っています。なんとなく全ての授業を受けて実習に行けば教員免許はもらえました。(実際の教師という職業はもっと誇り高く、大変なものであることは理解しています。)でも、その権利を自分で捨てたのです。資格という形あるものを得られる機会を失ったな、とは思います。

また、家族には心配をかけると思います。教職という資格を取れそうだからどこか私の進路に安心感を抱いている節がありそうなので。(ちなみにまだ親には言ってません。ごめん。)

でもいつか自分の選んだ道を納得してもらえるように、結果で示していくしかないのかなと思っています。

結局今どう思ってるか

今回の私の決断は、「肩書きを失って、納得感を得た」とまとめられそうです。もちろん、「やっちまった」というか、不安はあります。張っておいた予防線を自分で断ち切ったことになるので。肩書きと納得感を天秤にかけたら、どう考えても前者を取る方が賢い選択に見えますよね。

でも、全く後悔はしていません。自分でやりたいことを追求する生き方をしていきたいし、その信念にあった行動だからです。今まで「一般的にどうかな」「今までやってきたからな」という呪縛に囚われていたので、それを抜け出した行動を取れた自分を、誇りにすら思います。今は自分で選んだ道を走りぬくしかない、と腹をくくっています。

教職課程をとっている人を馬鹿にしたりするつもりは全くありません。両親を含め教師という職業には敬意を抱いていますし、教育に携わることに熱意も持っています。今回は、自分の意思で何か大きなことをやめるという決断をしたことを残しておきたいと思い、noteに書き起こしました。今、不本意ながらなんとなくやめられずにいること、決断をした後が不安で身動きが取れなくなっている人の参考になれれば、これ以上の幸せはありません。

色々な不安が頭を過ぎると思いますが、長い人生の中で何を一番大切にしたいのか、それにふと立ち返って決断をすることが大切だと思います。これから私も今回の決断を少し後悔することがあるかもしれないけど、それを超えるくらい自分のやりたいことを追求し続けていきたいと思っています。

ここまで読んでくださってありがとうございました。

それでは、また!

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