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バーチャルシャークのレビュー vol.12 007 カジノ・ロワイヤル(2006)

諸君、私はマッツ・ミケルセンが好きだ

諸君、私はマッツ・ミケルセンが好きだ

諸君、私はマッツ・ミケルセンが大好きだ

来たる9月10日、金曜日。Amazonプライムビデオに007シリーズ全24作品がオンデマンド配信された。配信決定のちょうど前日にもんべが持病のマッツ・ミケルセン欠乏症の発作を起こし、フレンズである翠水メザメと「カジノ・ロワイヤル見てえ~!」と話をしていたので勿論10日はカジノ・ロワイヤルを視聴した。初見では無いが、折角なのでカジノ・ロワイヤルという映画が如何に素晴らしいかを語っておくことにしよう。このnoteはオタクの推し語りになるので、興味の無い方はそっと閉じて好きなように時間を使って欲しい

ネタバレあるかもごめんね

カジノ・ロワイヤルはピアース・ブロスナンからダニエル・クレイグへと主演が代替わりをした記念すべき007シリーズの21作品目である(ピアース・ブロスナン主演時代の作品と言えば第17作品目のゴールデン・アイが有名だろう。ヴィラン役のショーン・ビーンの名シーンも必見だ)

物静かでどこか冷めた印象のジェームズ・ボンドにダニエル・クレイグはぴったり役作りをしてきたなという好印象を持つが、今回のヴィランはその上をゆくクールさを併せ持つマッツ・ミケルセンだもう勝ちだよありがとうお前が世界を牛耳ってくれ顔が良すぎる北欧の至宝と言わず世界の宝と言い換えた方がいいいやもうガラスケースに閉じ込めてくれ失礼発作が。話を戻そう。顔の良すぎるナイスおでこのセクシー大爆発七三分けの男が、ル・シッフル。俳優はマッツ・ミケルセン。これをまず覚えろいいな期末試験に出るぞノートに書け続けるぞ

ル・シッフルは世界のテロリストから資金を預かりマネーロンダリングの運用にあて、利益を得るという分かりやすい悪役ポジションだ。登場シーンでは全て質の良いスーツを纏っておりそれが最高なんだマジマッツに似合う衣装の1位はスーツで2位はアディダスのジャージで3位は眼鏡だつまりドラマ版ハンニバルは必修科目ですいいから見てこい分かったな。失礼

ル・シッフルは数学の天才で、それを活かしてチェスやポーカーをするのが趣味だ。映画では左目の色が淡く、眉に傷がある。涙腺に異常があり、時折血の涙を流しハンカチで拭うという描写がされるのだがそれが最高にカッコイイのなんのってカットの度にマッツの顔がドアップで映るのでオタクの心臓に悪く叫ぶのを耐える為に唇を噛み締めていたが声が漏れてしまうので皆は視聴の際に口いっぱいにハンカチを詰めておくのをオススメする

ル・シッフルの側近に寡黙なスキンヘッドの男が1人いるのだが、耳打ちが好きらしくよく近付いているのが本当に距離近すぎてマッツともう少し距離取れよハゲという気持ちに苛まれる適度な距離を守れよマジで頼むよ

最初の登場は鬱蒼としたジャングルに陣地を築くテロリストから資金を預かるシーンなのだが、雨が降りぬかるんだ地面に高級な革靴で降り立つマッツ・ミケルセンを見た瞬間にもんべが移動式絨毯になりたいなと思ったがキ〇ガイ扱いされそうで怖かったので黙っていた事をここに書き記し懺悔したいと思いますおれの夢は絨毯です

資金を預かったル・シッフルはその金を元手に新型旅客機を製造している航空会社の株を使い儲けようと企む。途中、高級クルーザーの中でスーツに身を包み客とポーカーを楽しむシーンがあるのだが、これがまた似合うんだわリッチなクルーザーとマッツ・ミケルセンとかオタクが見たいやつなんだ監督ありがとうボロボロのマッツも好きだけどセレブなマッツも好きなんです感謝します

結局企みをジェームズ・ボンドに阻止され、1億ドル(約100億円)の損害を出してしまうル・シッフル。このままでは金を預かったテロリストに細切れにされてしまう……ということで、元手1000万ドル(約10億)の正真正銘ドセレブしか参加出来ない超高級ポーカー大会に参加するのだが、まぁそこにもジェームズ・ボンドがやってきて……という話の流れなのだが、終盤になるにつれジェームズ・ボンドのせいで立場が危うくなっていくマッツがもう本当に最高なんだよ序盤に余裕ぶっこいてクール気取ってたのにいざ自分の命がかかると焦っちゃったり脂汗かいちゃったり敵を買収してみたりと生きることに必死で足掻いて頑張っている彼がとてつもなく愛おしく感じてしまうのだ頼む吸入器そこ変わってくれお願い

といった感じで切羽詰まったル・シッフルはヴィランのテンプレ、拉致監禁拷問コースという007シリーズでは見慣れた行為をやってのける。ここでは映画史に遺るであろう、考えただけでもゾッとする拷問シーンが待っている。男性諸君はマジで細目でなんなら音声だけで楽しんでくれたまえ。もんべはジェームズ・ボンドと位置を代わって欲しいですおれを拷問しろよおれをこっちにゃ御褒美なんだよ羨ましい推しとソーシャルディスタンス守りながら接触出来る最高の手段が拷問なんだが多分1発で胃液とか色々出そうだけど脳みその中は完全に「男2人、密室、拉致監禁、何も起きないはずがなく……」みたいになってるので愛で乗り切れそうだ拷問で髪が乱れていくマッツ・ミケルセンマジでエッッッすぎる全裸で縛られているダニエル・クレイグよりも1000000000000倍セクシーなのなんなのおじさんのみだれ髪セクシーすぎるけしからん逮捕だ目の毒だこんな映画作りやがってよ監督と衣装は天才だよ本当にありがとう五体投地するね

ラストシーンがアッサリしすぎているのだけが唯一の不満点なのだがこれ以上エッッッなマッツ・ミケルセン見せられてもオタクの命が1つ減るので妥当な着地点だったと思う。我々の命を救ってくれた脚本家よ、感謝致します

兎にも角にもマッツ・ミケルセンを語る上で007 カジノ・ロワイヤルは欠かせない作品だ。未視聴は今すぐ履修しろいいな分かったか早くアマプラを開くんだホラ!

北欧の至宝ことゆるゆる萌えキャラおじさんマッツ・ミケルセンに少しでも興味を持った方は、手近なところだとMARVELの「ドクターストレンジ」や「タイタンの戦い」などの映画から視聴するのがいいだろう

アッ!すき!となった方は今すぐドラマ版ハンニバルを見ろいいなこれは命令だHuluに急ぐか円盤を買うんだ


さあ諸君、マッツ・ミケルセンの沼を創るぞ



バーチャルシャークのレビュー vol.12 007 カジノ・ロワイヤル(2006) おしまい

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