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なぜアメリカは留学先に向いていないのか?

私が留学を始めたのは5年前、それから4年間アメリカで留学をし、高校を卒業した。

きっかけは長くなるのでさておき、突然純日本人の私が単身でアメリカに渡ることになった。

アメリカは大好きだ、住んで出会った町、友達、人生を変えてしまうような出来事があちこち転がっている。

僕、私、アメリカに留学するのを夢に頑張っていたのに、、、といった人達には少し耳が痛い話かもしれないが率直に言うと自分の想像している3割程度しか思い通りにいかないことばかりだ。逆に言ってしまえば3割程度なら自分の頑張りでどうにでもなる国、と思ってもらって構わない。

それに目標があってアメリカに行くのと、ただ留学がしたくてアメリカに決めるとのでは圧倒的な差がでる。だからアメリカに行くと覚悟を決めた人達は頑張って欲しい。

少し話が逸れたがなぜアメリカは辞めた方がいいのか、主に理由は3つ。これは全て長期間の留学を考えている人に当てはまる事だ。

1.費用が経験に見合わないくらい高い

2.よっぽどの田舎に行かない限り、どこに行ってもアジア人が多い

3. 将来設計がしにくい

まず学費、アメリカ英語に拘らなければ学費が安い国なんていくらでもある。特に高校、私費留学生は私立にしか通う方が出来ず寮のあるところも少ない。大学に至ってはコミカレからすぐ4年制大学に移るとなると学費がありえない額になる。

アジア人が多くても自分は大丈夫だ、と思える人には関係のない話かも知れないが、叱ってくれる親も教師もすぐそばにいない環境、やはり同じ留学生、特に日本人、中国人、韓国人が多いとやはり固まってしまう傾向がある。せっかく高いお金を払って留学したのに、英語がまずまずで帰ってきてしまったという人を何人も見てきた。

3つ目は学生に言える事だろう。特に大学生、自分は何年後に何をしていたいかを考えるのは簡単だ、ただそれを将来設計といってしまっていいのだろうか?アメリカは大学卒業後一年だけ現地企業で働かせてもらえるビザがもらえる。だがその一年の間でビザを発行してもらえる職場を探すのは至難の業だ、現に某名門大学卒業後オファー取り消しなんて話もよく聞く。

またコミカレから2年で編入は相当頑張らないとまず不可能だ。アメリカでは新卒、4年で卒業という意識が日本より遥かに低いので周りが焦ってないと自分までずるずると何年も過ぎてしまうなんてこともある。

おおらかな、自由奔放な性格が多いアメリカ人が多いこそ自分を見失わってしまわないようにそれ相応の覚悟と環境、自分の行動を客観的にみる必要がある。

これでもそんな事知っている!それでもアメリカに行きたいんだという人は盛大に応援するし質問でもなんでも答えたいと思っています。






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