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【脳科学から紐解くパフォーマンスアップ戦略】テニスを強くしたかったら脳を鍛えなければならない理由

当たり前ですが、一つの動作を身に着けるためには何百、何万回と練習をし続けなければなりません。

なぜか・・・動作を記憶するためです。

スキルというのは動作の記憶により身につきます。

そしてそれを何度も繰り返していくうちに、練習した動作は記憶の奥深くに根付くので、無意識でも打てるようになります。


これはスキルに限ったことですが、実際のゲームでは打てればよいというわけではありません。

相手の弱点を見抜いたり、戦術を常に考え戦わなければなりません。

脳は同時に莫大な量の情報処理に限界があるので、あれもこれも考えないといけないときに、打ち方をあーでもこーでもないなんて言ってられないわけです。


つまり、ストロークをしている時に使っている脳の回路と、戦術考えている時に使っている脳の回路は違うのです。


トレーニングの原則の中に特異性の原則という言葉があり、トレーニングによって鍛えられる部分は鍛えている箇所だけである。っていう内容があります。


脳も同じです。同じ回路を鍛えたからと言って別の回路が鍛えられるわけではありません。

なので試合の時にやるようなことを練習でやる必要があります。

スキルを鍛える練習だけでなく、同時に脳も鍛える必要があるのです。


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