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いちVTuberファンとしての2020年~”再び”VTuberを好きになった年~

紅白を見ながら書いてます。(書き終わりませんでした…)
いちVTuber視聴者の私にとっての一年を振り返っていきます。

今年一年は「”再び”VTuberを好きになれた年」

2020年を一言でいえばそんな年でした。
初めてVTuberにハマったのは2017年12月でVTuber黎明期真っ只中からたくさんのVTuberを追ってみていましたが、2018年秋ごろから次第に見なくなり、2019年にはほぼ一切VTuberを見ることはありませんでした。周りにもそういう人は多く、おおよそ要因はブーム黎明期~18年春くらいまでの動画・3D主体のブームから、2Dで生配信が主流になっていくという変化に違和感を覚えたのがあります。

しばらくVTuberから離れていましたが、2020年1月になってまた見始めるようになりました。見なくなる前のVTuberさんの現在の活動に元気をもらい、さらにそこからたくさんのVTuberを知り、毎日のように見るようになり、生活のスキマを埋める欠かせないものになっていきました。

2020年は私生活の中でもいろんな変化がありましたが、VTuberの存在感は極めて大きなものでした。VTuber並びに界隈の皆さんには感謝を申し上げます。

”再び”VTuberを好きになれた理由①
ときのそらさん

 私の閲覧履歴を辿っていると、どうやらときのそらさんの切り抜きを漁りだしたあたりからVTuberを再び見出したようです。
 ときのそらさんは2017年9月活動開始のVTuber黎明期かつホロライブ(カバー株式会社)最初のVTuberです。私は2018年の初めにVTuberにハマる当初にファンになっていました。ニコニコのファンクラブ会員にもなり活動も追っていましたが、VTuber自体から気持ちが離れていき会員も退会してしまいました。
 しかし2020年1月ごろ、忙しい日々の現実逃避にニコニコ動画を見ていたところ、ときのそらさんの切り抜きが目に留まりそこからだんだんと見返していくようになりました。

勝手な話ではありますが、自分が離れていた間にも芯は変わらず活動を続けていることに大きな嬉しさを覚えた記憶があります。
そこから会員にも入りなおし、ときのそらさんが所属するホロライブの他のVTuberも見るようになりました。

VTuber業界はとんでもない勢いでトレンドや環境が移り変わり、ホロライブも急成長と急変化の中にいましたが、彼女の黎明期から変わらない姿勢と、自身だけでなく周りもみて懸命に活動する姿には元気をもらっています。

ホロライブプロダクションやVTuber業界を引っ張る存在として、そして
バーチャルアイドル・ときのそらとしての活躍をこれからも応援していきます。

”再び”VTuberを好きになれた理由②
文野環さん

私が”再び”VTuberを「面白い!」と思って見始めたのは文野環さんの影響が一番大きいかもしれません。
文野環さんは2018年3月に「にじさんじ2期生」としてデビューし活動しているVTuberで、2019年夏ごろからいったん休止していました。
そこから復帰配信として、実際のにじさんじ新人VTuberの配信に被せて配信されたのがこの「初配信!」でした。私はこの配信の切り抜きを偶然ニコニコ動画で見つけてハマりまくった覚えがあります。

あまりにも自由奔放で”イキり”=自分を否定しないキャラ、明後日な方向に進んでいくトーク…デビュー当時からのキャラクターから数段パワーアップして彼女は戻ってきました。ある意味「天然もの」の面白さ、というのもを最大限に持っているVTuberだと思います。
「これから何が起こるか分からない」、まさしくワクワクさせる配信ここにありといった感じです。

ただ無鉄砲で問題児で…というだけでなく、ファンのことを考えて等身大で活動してきたからこそ、(VTuber基準で)長年の信頼がファンにも仲間のVTuberにもあるのだと思います。常に面白いことをやろう、という精神と他のVにはない独特な魅力は2021年も尽きないことでしょう。


”再び”VTuberを好きになれた理由③
月下カオルくん

月下カオル君は、2020年4月末にホロスターズ3期生(TriNero)としてデビューし7月末に一身上の理由により引退しました。
彼に関しては、引退に際して私がNoteを書いているのでそちらを参照してください。

 ときのそらさんと文野環さんのおかげで、ホロライブやにじさんじ、そして見なくなる以前に見ていたVTuberさんを再び追うようになり、私は立派なVTuber視聴者になっていきました。
 そんな中、彼(もしくはTriNeroの彼ら)のデビューはさらに私を引き込みました。私が単に女装男子が好きだからというのもありますが、上記のnoteにあるように、なにか面白いうねりが起きそうだと感じさせてくれたからです。事実、彼ら三人のデビューあたりからホロスターズ全体の登録者数や同接が一段と伸びだした記憶があります。
 最終的に私は、VTuberをよりよく追いファンの方々をフォローすることを目的として、VTuberファン用のTwitterを運用し始めるまでに至ったのです。

いちVTuberファンとして思うこと

 VTuber界隈に身を置き始めて、色んな出来事がありました。
いまはホロライブに重心を置いてみていますが、この事務所もドでかい炎上(というより不祥事・失言や社内外の問題)が噴出し、事務所としての課題がありありと映し出された一年だったと思います。にじさんじは対照的で、コンプラやライセンスの整備はもちろん、ファンベースの拡充や案件の増加など地盤を固めに回った一年だったと思います。ホロライブも2021年はぜひそうなっていってほしいですね。

 にじホロばかりではもちろんなく、他の企業勢(774.incや.LIVE、ヒメヒナやおめシスなどの動画勢、バルスの方々など)や個人勢の皆さん、絵師さんがVになるケースやガッチマンVなど、変化と飛躍に富んだ年だったと思います。花譜さんなどのVSingerも多くの指示や評価を獲得し、VTuberの枠をとっくに超えた活動実績が次々出ています。

 さらに、特にホロライブですが海外のファンベースが今年は特に育ち、ホロライブEnglishで爆発した印象があります。ホロライブは海外受けするようなリアクションやショート動画が多く、それを翻訳して切り抜く海外勢やホロライブ公式Redditでの交流などが海外ファン獲得の下支えとなったことでしょう。今はアニメファンの中での流行のようですが、カリオペさんのようなラップなど別のファンベース方面に広がりを見せればもっと面白いことになりそうです。

 VTuber界隈はいま一番勢いがあり、その反面「ネットイナゴ」と言われるようなゴシップ好きのネット民にも狙われているのも事実です。VTuber界隈の不祥事や失言、ごく一部のファンの悪行などがクローズアップされています。ファンや視聴者としては、まず安易に反応せず、問題があれば事務所などに問い合わせるなどして粛々と対応すれば十分でしょう。もちろん、言いたいことは言うべきだとは思いますが。

2021年に向けて

2021年は、私自身忙しくなるのもあるので、見れるときに見るくらいの軽いスタンスで(2020年もそうだったけど)ファンを続けていこうと思います。

VTuber界隈もいったんピークを迎え、一つの区切りを迎えるのではないか、と想像していまして。2021年は「ポストVTuber」の年になると思います。
VTuberという視点で見られるよりも、いち動画やいち企画、いち音楽として界隈外から評価され人気になっていく現象が増えていくのではないでしょうか。それもまたワクワクしますね。

〆に。
VTuberのみなさん、VTuberの関係者および素敵なファンの方々、いつもありがとうございます。2021年もより良い一年になりますように。

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