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手抜きで楽しい子供と一緒に作るお昼ご飯

男性育休を海外でやるというフルコンボながら、海外らしさが全くなかったので、今週発見した簡単楽しい昼ごはんを記録に残そうと思う。

はじめに:親も子供も楽しいトルティーヤ作り

バンクーバーのアパートの隣人には2歳の子供がいる。その人が朝ごはんにトルティーヤを作っていた。
私も真似て、2歳10ヶ月の娘とトルティーヤ作りをしたら結構時間も使えて、お昼を楽しく食べれた。おすすめなので共通。

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材料
・トルティーヤの生地
・具は冷蔵庫にあるもの
時間
合計1時間程度
 ・準備=10分
 ・作る時間=30分
 ・食べる時間=10~30分

作り方

1.冷蔵庫にあるもので挟めそうなものを出す
2.ベーコンなど最低限加熱が必要なものは面倒じゃない程度に調理
3.子供とお話をしながら子供に作らせる

作り方などいう、大そうなものは…ない。

ただトルティーヤなら「失敗しない」、「野菜をとれる」、「一緒に楽しく時間を過ごせる」が全て満たせる。

トルティーヤのここがすごい

まず、子供と親でそれぞれ自分で好きに作れるので、親が味付けを我慢しなくてていい。私は辛い料理が好きだが、辛くするには材料を分けるなど手間がかかるのであまり作っていなかった。しかし、トルティーヤならそれが不要。私はサルサソースを付けたが、娘は付けなかった。

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なんなら娘は「レーズンを入れたい」と言ってトルティーヤにレーズンを入れていた…。でも私が食べるものではないから問題なし。

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そしてトルティーヤのいいところは、ほぼ失敗しないということ。
娘は作りながらトルティーヤの皮を少し食べてしまった。上記の写真の通り、なんだか虫食いみたいな皮になっている。
娘は適当に具をおいたけれど、最後は丸めたら見た目も美味しそうになる。したは娘が巻いたトルティーヤ。

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細く丸めれば、子供の口にも入れやすい。「〇〇が作ったからおいしいね」と言うと子供もおいしそうにパクパク食べる。天気がよければ外に持っていって食べることもできる。

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ここから先はそんな経験を通じての気づき。

育児の何が辛いのかわかってきた
「どう時間を潰すか悩む」

育児の何が辛いか、2ヶ月以上ワンオペをしてきてようやくわかってきた。辛いことはたくさんあるのだけれど、その1つに「どう時間を潰すか悩む」というのがあると思う。

仕事をしていると想像しにくいかもしれないが、

子供から目を離すことができないので忙しいけれど、(自分のやりたいことができず)時間の進みが遅い…

という状態がしばしばある。そしてそれがストレスになりうる。

仕事のシーンに無理やり当てはめると

海外育ちでポテンシャル採用された日本語があまりしゃべれない新人の育成(OJT)を任された。しかし、新人は言うことは聞かない、言ったことは守れない、アウトプットは気まぐれ、その上、目を離すと何をするかわからない

という状況に近いかもしれない。

仕事なら、上司からの評価や昇給があるかもしれない。しかし、育児に上司はいないので評価してくれる人はいないし、もしいたとしても育児の上司は自分の親だったりして、褒められるどころか「できないことを叱られたり」する。

家庭内で相談できる人は妻や夫しかいない。しかし、その相談相手は話こそ聞いてくれるが、実際に動いてくれるわけではなく、ただ慰めてくれるだけである。悪い時には、「やり方が悪いんじゃないの?」とか言われる始末である。

上記は妻に対する愚痴ではなく、「多分自分がそうだった」ことへの気付きだ。妻には悪いことしたな。

育児が辛いと感じる人が多いのも理解できる。

人は誰かに相談する時、本人の中ではすでに問題は大きくなっている。しかし、相談される側は問題を同じレベルで受け止めたり、理解することができず、却って相談者を傷つけたりすることがある。

時間を長く感じるのはなぜか

「時間を潰す」と言うとネガティブなので、ここからは「子供と時間を過ごす」と表現を変える。

時間が長く感じる時、本人が能動的でなかったり、集中していない場合が多い。「子供を遊ばせている」と感じると大人の姿勢は「待つ」姿勢に変わるので、時間がすぎるのが長くなっていく。

だから、親も大人も一緒に楽しめるようにするればいいのだろう。そんな都合のいいものはあるか?

あった。トルティーヤだ。

トルティーヤ作りをして、そんなことに気づかされた。


補足:時間が長く感じる理由
 https://psych.or.jp/interest/ff-36

補足:トルティーヤはコストコが安い。
 https://mitok.info/?p=150829

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