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能登 北杜 そして滋賀へ

久しぶりに1人の日

今朝はアラームをかけずに寝た

身体と頭を整える時間

帰国してお正月に長野で出店があり、能登に向かうことにして この間たくさんの再会や出会いがあり たくさんの感情を味わい 予想外に色々動き回った。

生きていると予想外なことばかり起こる

今日は一旦実家のある滋賀へ

北杜で迎えた朝
昨日は雪がたくさん積もった
窓からの雪景色が綺麗
誰も通っていない道


能登から離れても、毎日能登のことを考えている

昨夜ニュースを見ていたら、コーヒーを飲んでくれたおじさんが写った

笑わないとやってられないとコーヒーを待ちながら色々話してくれたおじさんだ

ここは津波被害のあった場所

おじさんが倒壊した自分の家を片付けてる様子が写った


今日も現地で動いている活動拠点のメンバーのグループラインがリアルタイムで入ってくる

本当は一杯でも多く コーヒーを届け 一瞬でもほっとできたり張り詰めたものが緩む時間を作れたらいいなと思っている

今年、やりたい事はあるし 仕事も楽しみごとも進めていきたいと思っている

また、春になったら能登の皆さん 能登で頑張るみんなに会いに行こう

起きた事は 景色はあまりにも悲しいけれど、できることをできる人ができる形で一個ずつ

そして できない時だってあるけれど、日々目の前にいる人を大切に生きたい

いつ死ぬか いつ大切な誰かや何かを失うかなんて誰にもわからないんだから

大切な人 こと ものを大切に。

いつだって目の前を大切に生きていきたいとやっぱり思う。


能登での記録

珈琲屋台を積んで 向かうことにした
日本海と立山連峰が美しい
拠点にはチームのみんなの車が停まってた
心強い 私の憧れるDIYの大先輩たち
続々と集結
個性的な車が集まってきた
DIYや軽トラキャンパーの仲間たちと 能登で再会
こんな形で久しぶりに再会
西日本豪雨と台風19号の時 共に活動した友人
被災地でコーヒーを淹れたいと思うきっかけをくれた人
ここに沢山の支援物資が届き ここから奥能登各所に運ばれる
物資が届く度にスピードのバケツリレー
みんな汗だく
私は看板を作る係に
物資の仕分けにも時間がかかる
ご近所さんとボランティアさんのお風呂づくり
水は湧き水を汲んでくる
大工チーム 2日で完成
拠点から歩いてすぐの光景
この中に車がまだ3台
これ以上潰れないよう 柱を立てられたんだろう
同じ拠点で活動する重機チームは日々危険と隣り合わせで車を救出している
どの家にもお正月の飾りがある
あの日から時間は止まったままだ
近所の方が物資の仕分けのボランティアに来てくださった
私はコーヒー係
みんな車中泊かテント泊
私はコーヒー道具に囲まれて寝ています
昨日テレビで見た 津波災害があった避難所でコーヒーを淹れた日
この日は珠洲市でお風呂小屋作り
日帰り予定だったので、スピード勝負
私は避難所でコーヒー係
4時間で完成
あちこちでコーヒーを淹れさせていただいた
何度も聞いた 笑ってないとやってられないという言葉
ほっとした瞬間 涙される方と何人もお会いした
この日は雪がよく降った
毎朝のミーティング
避難所で毎日ごはんを作る 素敵なお母さんたちと
避難所のごはん作りのお手伝いをさせていただいた
5人で150人分 私たちはくたくたになった
これを毎日続けてる方がいる
本当にお疲れ様です
チームにはミュージシャンもいる
音楽の力はすごい
車を走らせると 毎日この光景
家を片付けに来ている方に時々会う
挨拶をしたり 一緒に物を運ぶことしかできない
言える言葉なんて何もない
ここは4メートルも隆起した海岸
景色が変わったと聞いた
この日はあーりーさんの車の横で出店
キャンパーは生き方 暮らし方を表現する方法だと思う
日頃から廃材建築をしているメンバー
このみんなの遊び心が私は好きなんだ
避難所の方が外に出てきて写真を撮っていた
ここは避難所や在宅の方がごはんを受け取る場所
吹雪や雨の日 衛生上の関係で中に入れず 外で寒い中順番待ちされてたところ
入り口のドアがなくブルーシートだったところに扉がついた
私もこの日は大工チームの仲間入り
ものづくりは楽しい
皆さんに会えてよかった
お疲れ様でした
ここで再会したり出会えた皆さんと活動できてよかった
帰る前 今の現状を目に焼き付けておこうと
輪島朝市に向かった
この建物の下に 花が供えてあった
腰の曲がったおばあちゃんが 倒壊して火災の起きたこの景色の横を1人歩いてた姿が忘れられない
重機班のみんなが日々車を救出している
この車も救出された車だろうか
この景色に違和感を感じなくなった
少し走れば水が出て お風呂に入れて洗濯ができる
能登はまだ断水中
能登帰り メンバーの内の2人が、私の廃バスと小屋のある北杜の山に来てくれた
ブルーシートで保管していた廃材を見て
冷蔵庫にあったものでパパッと料理をするかのように
イメージしたものを作っていく2人
あきらさんはデッキを
はるさんは床を可愛く張ってくれている
ものづくりが好きなみんなと出会えた私は幸せだ
その足でみんなで群馬の仲間のところへ行った
ここを 面白い場所にしたいんだという
私の周りには変わり者が多く 私は幸せです(笑)
春になったら 能登の皆さんに会いに行こう

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